2024年8月29日、ロールス・ロイス モーターカーズはスーパーラグジュアリーSUV「カリナン(CULLINAN)」をマイナーチェンジした「カリナン シリーズII」を日本初公開した。

パワートレーンに変更はなし。ブラックバッジも同時に登場

画像: ピラー to ピラーのガラスパネル フェシアが特徴的なインパネ。

ピラー to ピラーのガラスパネル フェシアが特徴的なインパネ。

インテリアでは、ピラー to ピラーのガラスパネル フェシアが特徴的だ。助手席の前には、レーザーで7000ものドットがエッチングされたイルミネーテッド フェシアパネルが配されている。その隣には、ロールス・ロイス車で初導入されたスピリット of エクスタシー クロック キャビネットが備わる。インテリアの素材には「グレー ステンド アッシュ」と呼ばれる美しい木目の天然オープンポア材を新導入したり、レザーの表面に小さな穴を施したアートワークの「プレースド パーフォレーション」や、竹から作られたレーヨン生地「デュアリティ ツイル」なども採用している。

ドライバー正面のインストゥルメント クラスターパネルと、フェシア中央のセントラル インフォメーション ディスプレイは、デジタル インターフェースの「スピリット」を採用するために再設計された。リアスクリーンには最大2台のストリーミング デバイスを接続でき、車両管理やマッサージ、ヒーター/クーラーなどのシート機能を送信するビスポーク インターフェースを搭載している。

パワートレーンに関しては、大きな変更はない。なお、従来型ではカリナンの登場から時をおいてスペシャルシリーズの「ブラックバッジ」が追加されたが、シリーズIIでは同時に発売された。6750ccのV12ツインターボエンジンは、ノーマルでは最高出力571ps/最大トルク850Nm、ブラックバッジでは600ps/900Nmというパワースペックは従来型と同じだ。

ただし、タイヤは前後とも23インチをカリナンでは初めて導入したため、足まわりは従来型より強化されている。また、ほかのロールス・ロイス車と同様、ビスポークでボディカラーをはじめインテリアの素材や色などを選び、自分だけのカリナンを仕上げることも可能だ。車両価格(税込)は、ノーマルのカリナンが4645万4040円から、ブラックバッジが5415万4040円からとなっている。なお、日本仕様のデリバリーは2024年第4四半期からを予定している。

画像: ロールス・ロイス モーターカーズ アジア太平洋リージョナル ディレクターのアイリーン・ニッケイン氏とカリナン シリーズII。

ロールス・ロイス モーターカーズ アジア太平洋リージョナル ディレクターのアイリーン・ニッケイン氏とカリナン シリーズII。

ロールス・ロイス カリナン シリーズII 主要諸元

●全長×全幅×全高:5355×2000×1835mm
●ホイールベース:3295mm
●車両重量:27250kg
●エンジン:V12 DOHCツインターボ
●総排気量:6750cc
●最高出力:420kW(571ps)/5000-6000rpm
●最大トルク:850Nm/1600−4250rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・90L
●WLTP複合燃費:6.0〜6.3km/L
●タイヤサイズ:前255/40R23、後295/35R23
●車両価格(税込):4645万4040円〜

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