2024年9月11日(仏・現地時間)、DSオートモビルよりコンセプトモデル「SMトリビュート」の公開が世界に向けて行われた。DSブランド誕生10年の節目に、70年台の名車「シトロエンSM」の遺伝子を受け継ぐものとして誕生した1台だ。

ボディサイズは「シトロエンSM」とほぼ同寸

ボディカラーも、「シトロエンSM」の1971年のパンフレットに掲載されたゴールドリーフカラーの再解釈で、ハンドメイドのパティーヌを施したサテンニスと、特別に調色したブラックが組み合わせられる。

画像: 「シトロエンSM」(左)と「SMトリビュート」。ボディサイズはほぼオーバーラップするが、ホイールサイズの違いは強烈だ。

「シトロエンSM」(左)と「SMトリビュート」。ボディサイズはほぼオーバーラップするが、ホイールサイズの違いは強烈だ。

「SMトリビュート」のボディサイズは、「シトロエンSM」とほぼ同じものとされている。全長が4940mm(+30mm)、全高が1340mm(+20mm)、全幅が1980mm(+140mm)と、心にくいばかりだ。ただし、足元は22インチ軽量アルミホイールで現代をアピールする。

インテリアも、エクステリア同様に「シトロエンSM」の再解釈が行われている。特徴的なダッシュボード上部やインパネのデザインがその代表例だが、肝心のアバンギャルドの精神も忘れずに盛り込まれている。

画像: インテリアイメージスケッチ。水平基調のシートクッションがオールドファンには懐かしい。

インテリアイメージスケッチ。水平基調のシートクッションがオールドファンには懐かしい。

プロジェクション方式ディスプレイはじめ、曲面化されたスクリーンコンソール、ステアリングバイワイヤなどだ。インテリアカラーは、アイボリーのレザーとアルカンターラが使用され、明るいムードを演出している。

そして、水平基調のシートクッションが、「シトロエンSM」を思い起こさせてくれるのだ。

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