2024パリモーターショー(10月14日〜20日)でのワールドプレミアを前に、プジョー新型BEV(電気自動車)「E-3008/「E-5008ロングレンジ」のWLTP公認一充電航続距離が発表された。「E-3008」が435マイル(約696km)で「E-5008」が415マイル(約664km)。ともにSUVタイプのBEVクラストップの数値となる。
一充電航続距離のみならず、急速充電機能も大幅にアップ
2024パリモーターショー(10月14日〜20日)でワールドプレミアが予定されている、プジョー新型BEV(電気自動車)「E-3008/E-5008ロングレンジ」の一充電航続距離がWLTPより公表された。
それによると、96.9kWhのバッテリーを搭載し、モーター最高出力230hpを発生する「E-3008 230ロングレンジ」の一充電航続距離が435マイル(約696km)。プジョーは、「パリからニースを2回の充電で行くことができる」という。従来の210hpモデルの一充電航続距離は326マイル(約521.6km)だ。
充電は、160kWの急速充電に対応しており、20-80%までを27分というスピードで行うことができる。距離の視点からは、93マイル(約148.8km)走行できる充電量までが10分となる。
片や「E-5008 230ロングレンジ」のWLTP公表一充電航続距離は415マイル(約664km)。搭載バッテリーとモーター最高出力や、充電機能は「E-3008 230ロングレンジ」と同じだ。こちらもすでに210hpモデルが公開されているが、一充電航続距離は311マイル(約497.6km)。
ちなみに、今回公表された数値は、SUVタイプのBEVととしてはどちらもナンバー1となる。「E-3008/E-5008ロングレンジ」は、このマーケットの新たなベンチマークとして、ライバル車たちから熱い視線を浴びることになるだろう。