2024年春にショッピングコーナーとフードコートを一新
栃木県のほぼ中央にある宇都宮市。その最寄りとなるSAが上河内SA(上り)です。ちょうど2024年4月にリニューアルオープンしたばかりで、ショッピングコーナーとフードコートが新しくなりました。
ショッピングコーナー「なないろマルシェ」は、栃木県と東北6県をあわせた、“なないろ”の名前どおり、7つの県の名産品を数多く用意しています。また、フードコート「KAMIKAWACHI GARDEN(かみかわちガーデン)」には、栃木県の食材を使用したメニューを中心に、バラエティ豊かなグルメが揃えられています。そんなフレッシュな上河内SA(上り)から、今回はオススメのテイクアウトグルメを2品紹介しましょう。
栃木自慢のイチゴを使ったスイーツ
まず最初に紹介するのが、ショッピングコーナー「なないろマルシェ」で販売される「いちごのバウムクーヘン」(1400円)です。栃木といえば、“イチゴ”は絶対に外せない自慢の食材。それを使って作られたバウムクーヘンとなります。
製造するのは、地元宇都宮の欧風菓子店「グリンデルベルグ(Grindel Berg)」。2024年春の上河内SA(上り)リニューアルにあわせて発売された商品です。栃木の名産「とちおとめ」イチゴの果汁をたっぷり加えてできた生地に、イチゴのショコラグレーズがコーティングされています。ショコラグレーズとは、砂糖と牛乳で作ったシロップのようなもの。スイーツの可愛らしさとおいしさの両方をアップさせてくれるアイテムです。
さて、切り分けたバウムクーヘンの一片を持ち上げれば、口に入れる前から甘酸っぱい香りが鼻をくすぐります。ものすごく香り豊かなスイーツです。口に放り込めば、ねっとりとした生地と、シャリシャリしたグレーズの食感が交差します。お味もイチゴの存在感が際立っており、甘さは控えめ。できれば、コーヒーや紅茶といった飲み物と一緒にいただくと、スイーツのおいしさを一層引き立ててくれます。
そうした飲み物と一緒にいただいていると、食べる手が止まらずに、気づけば、あっという間に完食! そんなスイーツでした。イチゴの王国、栃木らしさを感じさせてくれます。