2024年10月1日、ロータスの正規輸入代理店であるエルシーアイ(LCI)がエミーラの2025年モデルラインナップを発表した。これまでのエミーラ ファーストエディションとエミーラ V6ファーストエディションから、「エミーラ ターボ」、「エミーラ ターボSE」、「エミーラ V6」の3モデル構成に変更される。

伝統のネーミングを復活させた「ターボSE」が登場

今回発表されたエミーラの2025年モデルは、発売以来、世界中のドライビングファンを魅了してきたエミーラのアップデート版と言えるもので、パフォーマンスとデザインのレベルがさらに高められている。

画像: 2025年モデルで新たに設定された「エミーラ ターボSE」。ミッドシップ スポーツカーらしいスタイリング。リアに向かって絞り込まれ、リアエンドはスポイラー形状となる。

2025年モデルで新たに設定された「エミーラ ターボSE」。ミッドシップ スポーツカーらしいスタイリング。リアに向かって絞り込まれ、リアエンドはスポイラー形状となる。

エミーラ ターボは最高出力360psの4気筒可変ジオメトリーターボエンジンと8速DCTギアボックスを搭載。

エミーラ ターボSEはそのエンジンを40ps、50Nm向上させることで、最高速度を19km/hアップし0→100km/h加速4.0秒を実現させたハイパフォーマンスモデル。ターボSEは、スポーツサスペンション、アップレートクロスドリルド&ベンチレーテッド2ピースキディスクブレー、ローンチコントロールを含むロータスドライバーズパックが標準装備となる。

エミーラ V6は、406psの3.5LチャージクールドスーパーチャージャーV6エンジンを搭載し、6速MTを標準に、オプションで6速ATも選択できる。

性能面だけでなくデザイン面もアップデートされ、エミーラ ターボはグロスシルバーの新しい20インチ10スポーク軽量鋳造アロイホイールやテクニカルファブリックヘッドライナーなどを採用している。

エミーラ ターボSEはジンクグレーペイント、アルカンターラヘッドライナー、レッドブレーキキャリパー、ブラックロータスバッジとテールパイプ、20インチVスポーク鍛造サテングレーホイールなどを標準装備。エミーラV6にはクロスドリルド&ベンチレーテッド2ピースブレーキディスク、ツーリングサスペンションなどのパフォーマンス装備が採用されている。

新たに設定された「エミーラ ターボSE」のSEはSpecial Equipmentを意味し、この名称はタイプ26エラン、エランSEターボ、ロータス・コルチナ、エランS3、エランS4、プラス2にも採用されてきたロータス伝統のネーミングだけに、とくに大きな注目が集まりそうだ。

■ロータス エミーラ 2025年モデル(価格は税込)

エミーラ ターボ:1742万4000円
エミーラ ターボSE:1804万円
エミーラ V6:価格未定(2024年第4四半期中に発表予定)

ロータス エミーラ ターボ 主要諸元

●全長×全幅×全高:4413×1895×1226mm
●ホイールベース:2575mm
●車両重量:1405kg(DIN)
●エンジン:直4DOHVターボ
●総排気量:1991cc
●最高出力:269kW(360ps)
●最大トルク:430Nm
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:MR
●最高速:275km/h
●0→100km/h加速:4.4秒
●タイヤサイズ:前245/35R20、後295/30R20
●車両価格(税込):1742万4000円

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