愛用のスマートフォンで大画面のメリットを最大限に引き出す
「快適に観る」に関しては、10.1インチの大画面を備えたディスプレイオーディオが登場しました。Apple CarPlayやAndroid Autoが一般的に利用されつつあるトレンドに対応した新機能を備えています。
新車への純正装着率が高まっていることで、日本国内での認知度がどんどん高まっているディスプレイオーディオですが、エンターテインメントを楽しむツールとして「大画面、ワイヤレス接続、高音質」といった幅広いユーザーニーズへの対応が求められています。
一方で、Apple Car PlayもAndroidAutoもプラットフォームとしては確立されているため、その部分での使い勝手などをライバル製品や他のデバイスと差別化することは難しいことは確か。そこで「カロッツェリアDMH-SF900」ではエンターテインメント性、利便性に関する新機能を提案しています。
まずエンターテインメント性を高めるのが、本体の上部に配置された「ルミナスバー」です。これは音や映像に合わせてカラーイルミネーションが連動、視覚的な気分をさりげなく盛り上げてくれる「ミュージックライド」機能と、ルート案内時に右左折を誘導する際に点灯することで感覚的、直感的なガイドを可能にする「ルートガイダンスサポート」機能を備えています。
さらにスマートフォンとの連携によって利便性を向上させる「PxLink」も、なかなかにユニーク。専用のアプリケーションを介してスマートフォンに操作部を集中、サブディスプレイの感覚でAV系機能を操作することができます。
メインユニットの表示はそのままで調整ができるのは非常に便利ですが、サブユニット(スマホですが)を組み合わせたインターフェイスとしての「カッコよさ」にも要注目です。
実際に動作している様子を見ていると、ほどよく存在感を主張するルミナスバーの躍動と合わせて、見慣れたハズの愛車のインパネに「コクピット感覚」がプラスされるような気がしました。
高音質を追求したパーツの採用や独自の音質チューニングに加え、最適な音場を作り出す「タイムアライメント」や「13バンドグラフィックイコライザー」、圧縮音源でも高い音質で再生可能な「アドバンスド・サウンドレトリバー」など、音へのこだわりももちろん忘れていません。