とりあえず「日帰りメンテナンス」からお試し?
ポルテックは、「ポルシェ」を日本に初めて輸入した旧ミツワ自動車で腕を磨いたメカニックを中心に興された会社です。
車検や法定点検を含めた日常の点検整備はもちろん、メンテナンスを通してのトラブルシューティングやコンディション調整のクリーニングにも対応。さらに本来のコンディションを取り戻すためのレストア&リフレッシュメニューなど、あらゆる「オーナーの願い」に対処することができるスキルは、新車当時からの長い付き合いを経て培われてきたものです。
なによりも「オリジナルコンディション」を知る強みは、やはり日本屈指の専門事業者出身ならでは、と言えるでしょう。
膨大な整備記録をもとに、メンテナンス、補修のポイントを的確に判断するスキルについては疑いようもないことは確かですが、ちょっと気になったのはパーツの供給。もっともそこはさすがにユーザーコンシャスなポルシェ、356型まで遡ったとしても、純正のリビルトパーツの供給体制がしっかり整っているのだそうです。
公式HPで紹介されている「ご依頼から完成までの流れ」は、電話またはメールで問合せ→打ち合わせ→入庫→見積→再打合わせ&契約→作業確認→作業開始→テストドライブ→完成→納車、というダンドリ。
費用や時間については当然、それぞれのコンディション次第となりますが、たとえば「空冷ポルシェに特化したメンテナンス」のサービスメニューによれば、オイル交換と各部コンディションチェックを行う「日帰りメンテナンス」は6万円(税別以下同)。26項目点検とともに消耗品交換に対応する「12カ月分解整備点検」の基本料金は3万円、さらに56項目点検を行う「24カ月分解整備点検」は基本料金5万円、とのことです。
今後は愛車をベストコンディションで室内保管してくれるストレージサービスなども展開予定。「空冷ポルシェファン」の交流の場としても取り組みを進めていくそうです。
うーん、やっぱりちょっとお客さんとして「仲間入り」させて欲しいかも。その節は、ど―ぞよろしくお願いいたします。