2024年11月3日(現地時間)、F1世界選手権第21戦ブラジルGP決勝がサンパウロ郊外インテルラゴスのアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェで開催され、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝、2位にはエステバン・オコン、3位にもピエール・ガスリーが入り、アルピーヌ勢がダブル表彰台となった。午前中に行われた予選で自己最上位グリッドの3番手からスタートした角田裕毅(RB)は赤旗中断後のペースが今ひとつだったものの7位でフィニッシュしている。

角田裕毅は自己最上位の3番グリッドから7位フィニッシュ

RBの角田裕毅は土曜日の雨のため日曜日の午前中に行われた予選で、ノリス、ジョージ・ラッセル(メルセデス)に次ぐ自己最上位の3番グリッドを獲得。決勝では雨の中で上位をキープしていたが、赤旗中断後のリスタートでオーバーランして8位に後退。それでも7位入賞を果たし6ポイントを獲得した。

画像: 3番グリッドからスタートした角田裕毅は、雨が降ってグリップが低下し、マシンの性能差が縮まり、ドライバーのスキルが際立つ中、序盤、好位置をキープ。

3番グリッドからスタートした角田裕毅は、雨が降ってグリップが低下し、マシンの性能差が縮まり、ドライバーのスキルが際立つ中、序盤、好位置をキープ。

もうひとつの注目はアルピーヌ・ルノーの健闘。2位にオコン、3位にガスリーが入り、アルピーヌはコンストラクターズ選手権でハースとRBを上回り6位に浮上を果たした。ガスリーはスプリントでも6位に入賞している。

なおそのスプリントでは、スプリント予選でポールポジションを獲得したオスカー・ピアストリと2番手のノリスがレースをリード。最終的にはチームオーダーで2人が順位を入れ替えてフィニッシュした。

画像: ブラジルGPのタイヤ戦略。赤旗中のタイヤ交換が認められるため、ピットインせずにステイしていたオコン、フェルスタッペン、ガスリーの3台は大きなチャンスを得ることになった。

ブラジルGPのタイヤ戦略。赤旗中のタイヤ交換が認められるため、ピットインせずにステイしていたオコン、フェルスタッペン、ガスリーの3台は大きなチャンスを得ることになった。

次戦第22戦ラスベガスGPは、11月23日、アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスのラスベガス・ストリップサーキットで開催される。(文:新村いつき)

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