メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツのラグジュアリーBEV(電気自動車)「EQS」のマイナーチェンジモデルの販売が2024年11月13日より開始された。内外装をブラッシュアップされるとともに、一充電航続距離を国内BEV最長となる759kmへとアップデートされている。

電気の消費量を抑える新兵器DCUを搭載

2024年5月に欧州でマイナーチェンジが行われた、メルセデス・ベンツのラグジュアリーBEV(電気自動車)「EQS」がいよいよ日本でローンチの運びとなった。

画像: ソフトドアクロージング機能、電動充電フラップなどを新たに採用。利便性も向上している。

ソフトドアクロージング機能、電動充電フラップなどを新たに採用。利便性も向上している。

ラインナップは、これまでどおり「EQS 450+」と「メルセデスAMG EQS 53 4MATIC+」
の二本立てだが、注目は「EQS 450+」の一充電航続距離の大幅な伸びだ。

従来モデルが700km(WLTCモード以下同)であったのに対して759kmとなった。バッテリー容量が108.4kWhから118.0kWhへと大型化された効果で、これは日本で販売されているBEVの中でナンバー1の数値だ。モーター(eATS以下同)の最高出力も333psから360psへとアップされている。

「メルセデスAMG EQS 53 4MATIC+」も負けてはいない。モーターの最高出力658psはそのままだが、一充電航続距離を601kmから659kmへと伸ばしている。DCU(ディスコネクトユニット)という新し機能も搭載された。

フロントの モーターの抵抗を極力低減させるためにアクチュエーターを用いたクラッチを設け、走行状況に応じてそれを切るシステムがそれだ。つまりは、高速巡航時などにクラッチを切り離して後輪駆動にすることで前輪のモーターの抵抗が軽減され、電気の消費量が抑制できるというわけだ。

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