日産自動車株式会社は、家族のおでかけを通して、子どもの成長につなげ、親である大人も知らなかったようなワクワクする体験を提供するため、「家族版アドベンチャーツーリズム」を提唱。子どもが世界を切りひらくプロジェクトとして「NISSAN SERENA presents WONDER HUNTER」を11月13日(水)より開始することを発表した。
家族版アドベンチャーツーリズムってなに?
アドベンチャーツーリズムとは、自然・異文化・アクティビティのうち2つ以上の体験要素から成るツーリズムで、単なる観光地巡りではなく、現地の自然や文化に触れ、実際に体を動かして体験する旅のスタイルを指すという。
国土交通省によると、日本の一人当たりの公園面積は日本を含む8カ国9都市中最も少なく、外で2時間以上遊ぶ子どもは全体のわずか9%となり、子どもの「外遊び離れ」が進行している。
また、「外遊びの経験が豊富な子ども」は、そうでない子どもに比べて「チャレンジ精神」が高い傾向があることが研究で示されており、物事に対する姿勢や考え方といった、子どもの非認知能力が「外遊び離れ」によって失われつつある現状が浮き彫りになっているという。
そこで日産は、国内におけるアドベンチャーツーリズムの普及に取り組んできたJATOとタッグを組み、共同プロジェクトを立ち上げた。それが、自然・(食)文化体験を中心にしたアドベンチャーツーリズムを家族に向けて開放する「WONDER HUNTER」だ。
WONDER HUNTERの概要
アクティビティを通して自然や文化に触れ、学び、成長することができる、全国28箇所のアドベンチャーツーリズム体験を家族向けに展開。
体験・経験価値を重視したコト消費が注目される中、このプロジェクトでは偏差値やテストの点数では測れない「勇気」や「探究心」などを育むため、「岩のぼり」、「森あるき」、「火おこし」など、17種類のスキルが設定されている。
なお、今回選定した「WONDER HUNTER SPOT」は、季節・気候に適した自然・(食)文化体験ができるよう、今後春夏の季節に向けて、2025年3月頃に一部アップデートを行う予定。