TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(TGR-WRT)は、2025年シーズンのFIA世界ラリー選手権(WRC)の参戦体制を発表した。

ドライバーズタイトル奪還とマニュファクチャラーズタイトル5連覇を狙う

エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組は継続参戦が決定。初のタイトル獲得に向けてTGR-WRTで6年目のシーズンに挑む。

画像: 2024年シーズン初優勝を日本で飾ったエバンス/マーティン組。ドライバーおよびコ・ドライバー選手権で2位を獲得したが、2025年は総合優勝を狙う。

2024年シーズン初優勝を日本で飾ったエバンス/マーティン組。ドライバーおよびコ・ドライバー選手権で2位を獲得したが、2025年は総合優勝を狙う。

勝田貴元/アーロン・ジョンストン組も同様にTGR-WRTで継続参戦。8度の世界チャンピオンであるセバスチャン・オジエとコ・ドライバーのヴァンサン・ランデはスポット参戦予定だ。

チーム代表は、引き続きヤリ-マティ・ラトバラが務める。就任以降、強力なラインナップをコントロールしてきたラトバラは、来季フル参戦を果たすパヤリのような新しい才能の発掘と育成にも貢献している。

また、TGRが掲げるドライバーファーストのアプローチの一環として、2023年にはRally1車両でのラリーフィンランド、今シーズンはGRヤリスRally2でラリーフィンランドに参戦している。この活動は来年も継続し、ラトバラはトヨタ・セリカST185でFIAヨーロッパ・ヒストリックラリー選手権に参戦することが発表された。

ラトバラが不在になるイベントでは、4度の世界チャンピオンであり最後のタイトルをセリカST185で獲得したユハ・カンクネンが代表代行を務めるという。

カンクネンはアンバサダーとしていくつかのイベントに参加してきたため、すでにチームとの関係も深い。まさに万全の体制と言っていいだろう。

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