カモフラージュされたプロトタイプがテスト走行を開始
アキュラ RSXは、2024年夏にモントレー カーウイークで発表された「アキュラ パフォーマンスEV コンセプト」をベースにしたモデルだ。ホンダが開発した新しいEVプラットフォームで設計された最初のモデルであり、またCES 2025で発表した新しい独自のオペレーティングシステム「アシモ OS」の発表を記念するものだ。そして、このフル電動プレミアムSUVが、2025年後半に生産開始を予定しているオハイオ州のホンダEVハブで生産される最初の電気自動車となる。
今週、このRSXの実環境での開発テストが開始され、グローバルなアキュラ デザインチームがデザインしたユニークなカモフラージュをまとったプロトタイプが走り出す。現在、公開されている写真は、このリアスタイルの1点のみだが、アキュラ パフォーマンスEV コンセプトのスタイリングを踏襲しているようだ。。
このカモフラージュは、クーペのような流麗なシルエットを強調し、カモフラージュを通して浮かび上がる光を模した洗練されたパターンが、落ち着き、力強さ、そして内なるパワーを表現している。
「RSX」は、かつては4代目ホンダ インテグラの北米仕様に与えられた車名だった。アキュラ ナショナルセールスのアシスタント バイスプレジデントであるマイク・ランゲルは、以下のように語っている。
「RSXの車名は、クーペのようなシルエットの次世代RSXでアキュラ ブランドに復活します。ZDXに続くアキュラ2番目となるフル電動SUVのRSXは、ICE(内燃機関)の安定した仲間である新型ADX、RDX、MDX、TLX、そしてインテグラがアキュラ ブランドに新たな購買層を引きつけ続ける中で、EVの信頼性を確固たるものにするでしょう」
2025年春、アキュラは待望の2025年型ADXを登場させ、プレミアムSUVの卓越したラインナップを強化する。この新型プレミアムコンパクトSUVは、アキュラのラインナップにターボチャージャーを搭載した新しいエントリーモデルとなり、新世代のユーザーにとっての理想のブランドとしてのアキュラの魅力を拡大する。