首都高から東関東自動車道に入って最初のPA
首都高湾岸線を東に進み、外環自動車道を超えて東関東自動車道に入り、湾岸習志野IC(インターチェンジ)先の料金所を抜けてすぐにあるのが、湾岸幕張PA(下り)です。ちなみに首都高7号小松川線に続く、京葉道路にも幕張というPAがありますが、こちらは「パサール幕張」という名称で、今回紹介する湾岸幕張PAとは別のPAとなります。混同しがちなので、要注意ですよ。
そんな湾岸幕張PA(下り)で今回紹介するグルメは、どちらも中華系となります。聞けば、湾岸幕張PA(下り)ではコロナ禍のころ一時的に中華のメニューを強化したことがあり、その名残で今も中華系メニューの人気が高いとか。湾岸幕張PA(下り)で何を食べようか迷ったら、中華を選ぶのがオススメですね!
千葉にこだわった2024年のコンテストメニュー
まず最初に紹介するのは、2025年4月以降は販売が未定という「早めに食べておかないと食べられなくなるかも!」というメニューです。これは2024年に開催された「NEXCO東日本 ハイウェイめし甲子園」のために考案されたもの。地元である千葉の食材を使った「房総ハーブ鶏のガーリックソース定食」(1180円)です。
房総ハーブ鶏は、千葉においてハーブを配合した飼料で育てられており、まろやかな味が特徴とか。そんな鶏肉をカリっと揚げて、ガーリックソースを絡めていただきます。中華で言うところの「パイコー(排骨)」風の料理ですね。
さっそく、ソースを絡めたお肉をほおばれば・・・、あれれ、意外とニンニク臭さがありません。よくよく料理を見ると、ニンニクチップに見えたトッピングは、ピーナッツでした! それゆえ、ニンニクよりピーナッツやソースの甘さと味、鶏肉の旨味といった、多彩な味が口の中にあふれます。深みのあるおいしさに心打たれてしまいました。
また、添えられたスープもタマゴがたっぷり使われた本格中華。コンテストのために料理人さんが懸命に考えたのでしょう。非常にレベルの高いおいしさです。食いしん坊さんには必須の一食といえます。