住友ゴム工業(株)は、操縦安定性能と静粛性能を高次元で両立したプレミアムコンフォートタイヤ「DUNLOP SPORT MAXX LUX(スポーツマックス ラックス)」の発売を開始した。街乗りでの試乗を通して、その優れた個性を確かめることができた。(写真:伊藤嘉啓)
高い静粛性にこだわったSPORT MAXXの新境地
住友ゴム工業㈱が「DUNLOP(ダンロップ)」ブランドの最高峰としてグローバルで展開するのが「SPORT MAXX(スポーツマックス)」。

接地面積を増やしたSPORT MAXX専用特殊プロファイルによって、優れた操縦安定性能を発揮する。
「愛車と共に広大な道を駆け抜けるドライビングパートナー」というキャッチフレーズのもと、プレミアムカーをターゲットとした高い操縦安定性、優れたハンドリング性能が生む「純粋な走りの歓び」を共通するコンセプトに掲げている。
そんなSPORTMAXXにももちろん、時代の変化に対応した進化が求められてきた。ことさら近年のSUVブームを始めとする「ドライバーの好みの多様化」を見据えて、シリーズとしての多様性の強化に積極的に取り組んでいる。
商品戦略におけるフォーメーションの一端を担うのが今回、試乗した「SPORT MAXX LUX(スポーツマックス ラックス/以下ラックス)。シリーズに共通する高い操縦安定性をコアバリューとしながら、静粛性能に特化したグレードアップを施しているのが特徴だ。
「静かに走る。なのに走りを楽しめる。没入の時間へ。」というのはTVCMの謳い文句だが、周囲から聞こえる、あるいは伝わってくるノイズ類を抑えることで、ドライバーは移動する時間を穏やかに過ごすことができるという。
そもそもクルマとしての静粛性に優れたプレミアムカーとの相性は、きっといいハズ。生来の優れた操安性は、運転のストレスを軽減につながるもの。ロングドライブでも五感でリラックスできる、そんなタイヤに仕上がっているのではないか、と大いに期待しながら試乗に臨んだ。