住友ゴム工業(株)は、操縦安定性能と静粛性能を高次元で両立したプレミアムコンフォートタイヤ「DUNLOP SPORT MAXX LUX(スポーツマックス ラックス)」の発売を開始した。街乗りでの試乗を通して、その優れた個性を確かめることができた。(写真:伊藤嘉啓)

街乗りドライブが心地よい、静粛性と快適性

東京・豊洲エリアをベースにした試乗時間は、およそ2時間ほど。撮影も込みということで、もっぱら一般道でのテストドライブとなった。整備された自動車専用道路に比べれば路面状態は非常に「バラエティに富んでいる」。

画像: コーナリング時の挙動は「素直」のひとこと。接地感もしっかりしているので、ドライビングにもゆとりが生まれる。

コーナリング時の挙動は「素直」のひとこと。接地感もしっかりしているので、ドライビングにもゆとりが生まれる。

わかりやすく言えば、おおむねタイヤには酷なコンディションだろう。アンジュレーションの質も量もいろいろで、音振ともにマルチにいなす懐の深さがタイヤには求められる。

だからこそ類まれな静粛性を謳うラックスが、本気のラグジュアリー性能を実感させるには、シビアだけれど似つかわしいコースだと思う。ちなみに試乗車はメルセデス・ベンツGLC(235/60R18)とEクラス セダン(タイヤサイズ:245/45R18)だった。

画像: 音圧抑制、波形の制御など、周波数を最適化するとともに、ブロックの接地性コントロールやスロープ配置などによって、発生するさまざまなノイズを低減している。

音圧抑制、波形の制御など、周波数を最適化するとともに、ブロックの接地性コントロールやスロープ配置などによって、発生するさまざまなノイズを低減している。

まずはGLCでテストに臨んだが、走り出しからその優れた静粛性はわかりやすく実感することができた。そもそもが静かなクルマであることを割り引いても、外から伝わる音の雑味成分がしっかり抑制されている。

それを実現しているのは、最新のノイズ低減技術「サイレントウェーブテクノロジー」。要素として、タイヤ表面のパターンをブロックと溝が途切れない様に接地する「シームレスグルーブ」デザインと主溝内部にスロープを配置する「デュアルスロープ」を採用、パターンノイズを低減する。特殊吸音スポンジ「サイレントコア」は形状容積が従来よりも増やされており、高いノイズ吸収性を発揮するという。

従来品「VEUROVE304(ビューロ ブイイーサンマルヨン)」比でパターンノイズは14.9%低減、ロードノイズは8.8%低減している、とのこと。比較試乗したわけではないので体感を数値化するのは難しいが、素直に「静かだ」と言い切ることができるくらいに、移動中の車内は快適だった。もちろん乗り味の穏やかさも、居心地の良さをしっかりサポートしている。

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