2025年3月16日(現地時間)、F1世界選手権第1戦オーストラリアGP決勝がメルボルンのアルバート・パーク・サーキットで開催され、マクラーレンのランド・ノリスが優勝、2位にはレッドブルのマックス・フェルスタッペン、3位にはメルセデスのジョージ・ラッセルが入った。5番グリッドからスタートしたレーシングブルズの角田裕毅はレースの大半で6番手をキープしていたものの、終盤の降雨時にステイアウトを選択した戦略が失敗し12位に終わった。

チャンピオン“最有力候補”ノリスがまず1勝

57周のレースは、残り6周でノリスとフェルスタッペンの一騎討ちとなり、最終盤、ターン6でわずかに姿勢を乱したノリスにフェルスタッペンがDRS圏内まで詰め寄ったが、順位逆転までには至らず、そのままの順位でフィニッシュとなった。

画像: ある時点では勝利を逃すかに見えたが、結局、マクラーレンのランド・ノリスは優勝、ポールポジション、ファステストラップの完勝となった。

ある時点では勝利を逃すかに見えたが、結局、マクラーレンのランド・ノリスは優勝、ポールポジション、ファステストラップの完勝となった。

結果的にはポール・トゥ・フィニッシュとなったノリスは、「タフなレースだった。マックスが後ろについた時は正直、ストレスを感じたよ。でも僕らは昨年のミスから多くを学んでいる。このレースでも何度かミスはしたけど、大事には至るほどのミスをしなかったのが良かった」と笑顔。

一方、敗れたフェルスタッペンも、「ステイアウトは難しい判断だったけど、雨が止むことに賭けた。降り続いたら、ピットインしても2位は変わらなかったからね。最後は抜くことはできなかったけど、最初のレースで2位はまあまあ良かったんじゃないかな」と、金曜日の走り出しの不振から好結果を得て、前向きなコメントを残している。

グランプリはすぐに次戦に向けて移動。第2戦中国GPは、3月21日、上海インターナショナルサーキットで開幕、決勝は3月23日に開催される。

画像: オーストラリアGPのタイヤ戦略。インターミディエイトが多く使われ、ミディアムとハードタイヤのパフォーマンス差は大きな問題とはならなかった。

オーストラリアGPのタイヤ戦略。インターミディエイトが多く使われ、ミディアムとハードタイヤのパフォーマンス差は大きな問題とはならなかった。

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