2025年3月16日(現地時間)、F1世界選手権第1戦オーストラリアGP決勝がメルボルンのアルバート・パーク・サーキットで開催され、マクラーレンのランド・ノリスが優勝、2位にはレッドブルのマックス・フェルスタッペン、3位にはメルセデスのジョージ・ラッセルが入った。5番グリッドからスタートしたレーシングブルズの角田裕毅はレースの大半で6番手をキープしていたものの、終盤の降雨時にステイアウトを選択した戦略が失敗し12位に終わった。

雨の中でスタートしたレースは再び降り出した雨で大混乱

アイジャック・ハジャー(レーシングブルズ)のフォーメーションラップ中のアクシデントで、いきなりセーフティカーで始まったシーズン開幕戦は、ウエットからドライ、そして再びウエットへと目まぐるしくコンディションが変わる難しい展開。そんな中でも現在最速のマクラーレンで、今年のチャンピオン候補ナンバー1と目されるノリスは終始冷静だった。

画像: レース序盤はマクラーレンの2台とレッドブルのマックス・フェルスタッペンの戦い、中盤はマクラーレンが圧倒的な1-2体制、そして終盤は再び降り始めた雨のため大混乱と、レースの展開は目まぐるしく変わった。

レース序盤はマクラーレンの2台とレッドブルのマックス・フェルスタッペンの戦い、中盤はマクラーレンが圧倒的な1-2体制、そして終盤は再び降り始めた雨のため大混乱と、レースの展開は目まぐるしく変わった。

レース序盤はポールポジションからスタートしたノリス、好スタートで2番手に上がったフェルスタッペン、地元勝利を目指すオスカー・ピアストリの戦いとなったが、路面が渇き始めてインターミディエイトタイヤの消耗が激しくなる段階の17周目にフェルスタッペンがコースアウトを喫し、マクラーレンが1-2体制へ。その後は全車ドライタイヤへの交換を行ってしばらくは膠着状態だったが、40周目を過ぎたあたりから再び降り出した雨でレースは大混乱状態となる。

44周目、快走中だったマクラーレン2台が姿勢を乱し、2番手ピアストリがコースアウト、ノリスはインターミディエイトへのタイヤ交換に入ったため、ステイアウトしたフェルスタッペンが首位に立つ。

しかし、降り出した雨は止まず、フェルスタッペンも46周目にピットイン。その後2台がコースアウト、クラッシュしたことでまたしてもセーフティカーとなり、レースは52周目から再開となる。

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