最終モデルは中古ベースのメイクアップモデルで発売

「ヒミコ」は、この「ファイナルヒミコ」が最終モデルとなる。
ヒミコは、マツダ ロードスター(ND)をベースにミツオカがクラシックスポーツ風に仕上げたカスタマイズモデル。初代は2008年12月に発表され、現行型は2018年2月に発表された2代目となる。ロングノーズ&ショートデッキのクラシックスポーツ風スタイリングが特徴的だ。
現行型は初代よりボディバランスを調整し、前後重量配分を大幅に見直して48:52とし、よりロー&ワイドなスタイルとなった。またグランドエフェクトを考慮し、フロントアンダーカバーとフェンダーサイドパネル内部を翼断面形状として高速域でのダウンフォースを得てフェイスリフトを抑制、飛躍的に操縦安定性の向上を図っている。
最終生産モデルとなる「ファイナル ヒミコ」は、良質な中古車をベースに新品のパーツを取り付け、新車と同じ製造ラインで組み上げた「メイクアップモデル」となる。したがって、ベース車の年式や走行距離によって販売価格が異なる。
ベース車はロードスターのSスペシャルパッケージ(6速AT)で、専用のフロントフェンダーエンブレムと、ボディ同色のカラードドアアッパートリムを特別装備する。ボディカラーは以下の10色で、各色1台の10台限定となる。
サーフブルー/パッションレッド/ナイトブルーメタリック/ミモザイエローパールメタリック/ミッドナイトパープル/アッシュ/GTシルバー/サーモテクトライムグリーン/ソフトベージュメタリック/フォレストカーキメタリック
ベース車の初年度登録は、令和4年(2022年)2月〜令和5年(2023年)7月で、走行距離は約3000〜1万3000km。希望小売価格(税込)は、678万円〜708万円となっている。詳細に関しては、ミツオカのWebサイトを参照して欲しい。

「ファイナルヒミコ」はメイクアップモデルなので、ベース車の年式や走行距離によって販売価格が異なる。
ミツオカ ファイナルヒミコ 主要諸元
●全長×全幅×全高:4580×1740×1235mm
●ホイールベース:2910mm
●車両重量:1190kg
●エンジン:直4 DOHC
●総排気量:1496cc
●最高出力:97kW(132ps)/7000rpm
●最大トルク:152Nm(15.5kgm)/4500rpm
●トランスミッション:6速AT
●駆動方式:FR
●燃料・タンク容量:プレミアム・40L
●WLTCモード燃費:未発表
●タイヤサイズ:195/50R16
●車両価格(税込):678万円〜708万円