2025年6月10日、F1グランプリの2026年シーズンのカレンダーが発表された。今回の発表によると、日本GPは第3戦として3月27日〜29日に三重県の鈴鹿サーキットで開催される。開催日程が正式に決定したことで、日本GPの観戦チケットの販売についても今後発表されることになる。

新しいマシンレギュレーションによる新しい時代の幕開け

2026年シーズンのF1グランプリは、新しいマシンレギュレーションによる新しい時代の幕開けとなる。

100%持続可能な燃料を使用する新しいハイブリッドパワーユニットは、内燃機関から得られるパワーとエレクトリックパワーを同等とする斬新な規定に基づくもので、複雑なMGU-Hが廃止される一方で、モーター出力は大幅に増加する。これは自動車メーカーやサプライヤーにとって大きなチャレンジでありチャンスで、F1グランプリに過去最多のエンジンサプライヤーが参加する。

シャシ面でも、アクティブ・エアロダイナミクスや、先行車との距離が近づいたときにモーター出力を増加させるマニュアル・オーバーライド・システムを採用するなど大幅刷新。より軽く、よりパワフルなマシンで、見ごたえのある、よりエキサイティングなレースが展開されるように設計される。

画像: 2021年シーズンいっぱいでF1から撤退したホンダは、2026年からの新しいレギュレーション導入を機に復帰することを宣言。2026年シーズンはアストンマーティンにパワーユニットを供給する。

2021年シーズンいっぱいでF1から撤退したホンダは、2026年からの新しいレギュレーション導入を機に復帰することを宣言。2026年シーズンはアストンマーティンにパワーユニットを供給する。

画像: FIAが公開した2026年のF1マシンのイメージ画像。車両は現行よりも小型で軽量になる。ホイールベースは最大3400mm、全幅は最大1900mmに規定される(現行はそれぞれ3600mm、2000mm)。マシンの最低重量は 768kg。フロントタイヤの幅は25mm、リア タイヤの幅は30mm狭くなる。

FIAが公開した2026年のF1マシンのイメージ画像。車両は現行よりも小型で軽量になる。ホイールベースは最大3400mm、全幅は最大1900mmに規定される(現行はそれぞれ3600mm、2000mm)。マシンの最低重量は 768kg。フロントタイヤの幅は25mm、リア タイヤの幅は30mm狭くなる。

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