アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違えは、特に高齢ドライバーにとって大きな事故を誘発する原因にもなる。それを防ぐのが、データシステムの後付け急発進防止装置「アクセル見守り隊(ペダルの見張り番2)」なのだ。
徐行中の急なアクセル信号をカット
徐行から停車する際に、ブレーキと間違ってアクセルペダルを踏みつけてしまうことから事故が起きてしまう。その急なアクセル信号を感知してキャンセルさせる(徐行状態を維持する)というのがデータシステム「アクセル見守り隊」の機能だ。その機能が働くと警告音が鳴り、ドライバーにペダルの踏み間違えを知らせる。

もちろん、通常の運転には影響ないようその作動は急加速・急発進時に限定されている。つまり、赤信号の交差点手前で徐行し、青信号のタイミングで加速するという、運転上級者のアクセルペダル操作には影響はない。もし通常のドライブで意図しない作動をするようであれば、5段階のセンサー感度を調整すればいい。
また、ユーザーの道路事情によっては「ウインカー連動キャンセルアダプター」をオプションで選択できる。ウインカー操作に連動して制御が一時的に自動解除されるもので、信号のない交差点での急な右折などが多い場合にはありがたい。素早いアクセル操作でも「アクセル見守り隊」の介入がキャンセルされるのでスムーズに発進加速ができる。
