専門店での取り付けを推奨
製品の取り付けには、車種ごとに用意された専用アクセルハーネスを別途購入する。アクセルペダルの付け根にあるカプラーにハーネスを割り込ませれば配線の加工は必要ない。そして本体とスイッチを適切な場所に固定すれば完了だ。
また、専用ブレーキハーネスを取り付ければ、ブレーキとアクセルペダルを同時に踏んでしまった場合にアクセル信号をカットしブレーキのみ作動させるといった、さらに安全な機能を付加することができる。
一見、簡単に取り付けられそうだが、実際は作業スペースがかなり奥まった場所にあり、車のカスタマイズに精通している人でなければ作業は困難だ。また、車両の発進に関わる機能のなので、取り付けミスは絶対に許されない。できれば購入店や整備工場など専門知識が豊富な専業店に作業をしてもらう方がよい。

アクセルペダル付け根のカプラーにハーネスを割り込ませる。
専用ハーネスは幅広い車種に用意されているが、最新の先進安全運転支援機能を装備している車種には設定がない(装着の必要がない)場合もあるので、データシステムのHPで確認していただきたい。
【製品紹介ムービー】アクセル見守り隊 SAG297
www.youtube.comあわせて読みたい「75歳からの運転免許認知機能検査合格ガイド 2025-2026最新版」
この「アクセル見守り隊」(オートバックス専売品名「ペダルの見張り番Ⅱ」)を取り付ければ駐車場、交差点等での暴走事故は防止できるだろう。もちろんそれ以外の状況でも安全運転を心がけなくてはならないことは言うまでもない。
特に、高齢者に安全運転を続けてもらうため、75歳以上の運転免許更新では免許更新期間中に検査を(3年に一度)行う必要があるのだが、これに備えるためにぜひとも読んでいただきたいガイドブックが発売される。
単なる検査のための問題集としてだけではなく、運転のプロと医療のプロ、ふたりのプロフェッショナルが監修した安全運転へのアドバイスとして活用していただければ幸いだ。