2025年秋に発売が予定されている、ホンダの新型軽乗用EV「N-ONE e:(エヌワン イー)」。発売に先立ち内外観が公開されたので、そのディテールを写真で紹介しよう。

航続距離はWLTCモードで270km以上を達成!

ホンダは2024年10月に発売された軽商用EV「N-VAN e:(エヌバン イー)」に続く第2弾として、乗用ユースの軽EV「N-ONE e:(エヌワン イー)」を投入し、2025年秋に発売予定だ。

N-VAN e:では、エンジン車のN-VANとボディパネルなどはほとんど共有化し、遠目に見ると外観上は見分けがつかなかった。だが、N-ONE e:ではボンネットをフラットにし、リングライトを採用したヘッドランプも上をカットしたデザインにするなど、フロントまわりのデザインはかなり違う。リアもウインドーからテールゲートを経てバンパーへと丸みを持たせた強く張りのある曲面で構成し、リアウインドーには3次元曲面ガラスを採用するなど、ふっくらと上質で立体感があり、それでいながらスッキリした印象でまとめられている。テールランプはN-ONEと形状は同じだがホワイトリングランプとしている。

インテリアはN-ONEとは別もので、インパネの上面はボンネットまでツライチとし、前方を見やすくしている。ATセレクターは上級モデルと同様のスイッチ式を採用。メーターパネルは7インチの液晶ディスプレイで、最近のホンダ車とほぼ共通のデザインはシンプルで見やすく分かりやすい。フロントシートは座面両端の高さをおさえて乗り降りしやすい形状とした。ホンダ独自のセンタータンク部にバッテリーを搭載するため、ラゲッジルームなどの広さはほとんどN-ONEと同じで、リアシートは座面チップアップも可能など、使い勝手の高さも変わらない。

外寸などのスペックや装備の詳細、そしてパワートレーンに関しては現段階では未発表だが、一充電での航続距離はWLTCモードで270km以上を達成しているという。ライバルとなる日産 サクラ(と三菱 eKクロスEV)は180kmだから、日常の使い勝手にもかなりアドバンテージがありそうだ。

N-ONE e:は2025年8月1日から先行予約の受付を開始し、ホンダアクセスも純正アクセサリーを先行公開するなど、注目は高まっている。車両価格やスペックなどの正式発表が待ち遠しいところだ。

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