我が「プジョー 406 スポーツ」が、雑誌デビューを果たしました。地味系セダンなのにスポーツとはこれいかに?と訝しむ方は、ぜひご一読いただきたく。大手中古車サイトでも3台とか4台しか掲載されていない(編集部調べ)希少車だけに、走りの味わい以外にも着目しておいたほうがいいポイントが、あるようです。(写真:平野 陽)

安心して(ある程度)購入することができるのは、今だけ?

さすが渡辺さん、わかってらっしゃる。そしてなによりオーナーとしての琴線に触れたのがこちら。

画像: ほぼ、フルノーマル。マフラーだけ「Peugeot Sport」のロゴが刻まれていたので、おそらくは後付け(それともオプション設定だったのか??)。低く乾いたエキゾーストサウンドもまた、格別。

ほぼ、フルノーマル。マフラーだけ「Peugeot Sport」のロゴが刻まれていたので、おそらくは後付け(それともオプション設定だったのか??)。低く乾いたエキゾーストサウンドもまた、格別。

「20年前後という経年を考えると、この時代のクルマたちは今こそ車体をリフレッシュするにラストチャンスというタイミングなのかもしれない」

まさにそのとおり。今回の特集企画では輸入車グループとしてほかにアルファロメオ156(コルセ200年式)やBMW 3シリーズ(330i 2001年式)も採り上げられていますが、とくにラテン系の希少車は稼働するパーツを確保するのが大変難しくなっているようです。

我が406スポーツは幸い、購入先のフロンティア・コバヤシさん(大阪府和泉市)がきっちり整備してくれたおかげで、往時に近しい好調ぶりが実現されています。一方で、部品がなかなか手に入りにくい状態がすでに続いている、とのこと。

さてさてどんなところが交換されちゃっているのか。次回はそのあたりを、じっくりご紹介(ちょっと自慢話も含めて)したいと思っています。

画像: 新品のミシュラン パイロットスポーツ4に履き替えて納車された。路面の当たりは少し硬めだが、しなやかなフットワークとのマッチングは良いと思える。

新品のミシュラン パイロットスポーツ4に履き替えて納車された。路面の当たりは少し硬めだが、しなやかなフットワークとのマッチングは良いと思える。

【プジョー 406スポーツ 主要諸元】

●全長×全幅×全高:4600×1780×1430mm
●ホイールベース:2700mm
●車両重量:1340kg
●エンジン形式:直4・DOHC・横置きFF
●排気量:2230cc
●最高出力:116kW(158ps)/5650rpm
●最大トルク:217Nm(22.1kgm)/2750rpm
●トランスミッション:5速MT
●タイヤ:205/55R16
●車両価格(当時):332万8500円

画像: 特集内では、国産勢からも選抜。トヨタ プログレ(2001年式)/日産 スカイライン(2003年式)/スバル レガシィ(2006年式)は、すべて現役のオーナーカーだ。

特集内では、国産勢からも選抜。トヨタ プログレ(2001年式)/日産 スカイライン(2003年式)/スバル レガシィ(2006年式)は、すべて現役のオーナーカーだ。

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