ステランティスジャパンは2025年10月29日、本格オフローダーJeep「Wrangler Rubicon(ジープ ラングラー ルビコン 2ドア)」の限定車を発表した。ボディカラーには、ブランドの原点1941年を象徴する特別色「’41」ミリタリーグリーンを採用。全国150台のみの希少モデルとなる。

伝説の“ルビコン”が、2ドア&ミリタリーグリーンで蘇る

「Rubicon(ルビコン)」という名は、ジープの象徴的存在を意味する。世界でもっとも過酷なオフロードコースとされる“ルビコントレイル”を走破する性能を持つことから名付けられた。その血統を受け継ぐラングラー ルビコンは、ジープの中でも最高レベルの走破性能を誇るモデルである。

画像: どんな道も駆け抜ける自由と冒険の象徴的存在のジープ ラングラー ルビコン。2ドアで軽快な走りを実現する。

どんな道も駆け抜ける自由と冒険の象徴的存在のジープ ラングラー ルビコン。2ドアで軽快な走りを実現する。

限定車の最大の特徴は、2ドアボディを採用していることだ。よりコンパクトな全長とホイールベースにより、最小回転半径は5.3mと小さく、都市部での取り回しにも優れる。

狭い道や駐車場でも扱いやすいサイズ感ながら、堅牢なボディ構造はそのまま。ジープの象徴である7スロットグリルと丸目ヘッドライトを備えたクラシカルな顔つきが、無骨な美しさを放つ。

画像: 7スロットグリルと丸目ライトが威厳を放つ。伝統と最新技術が融合したジープの顔だ。

7スロットグリルと丸目ライトが威厳を放つ。伝統と最新技術が融合したジープの顔だ。

走破性の核となるのが、「ロックトラックフルタイム4×4システム」だ。4:1の低レンジギア比を備え、スイッチ操作で前後ディファレンシャルをロック。四輪に均等にトルクを分配することで、滑りやすい岩場や泥地でも確実に前進できる。

さらに電子制御式スウェイバーディスコネクト機構により、スタビライザーを自動的に切り離し、サスペンションの可動域を最大化。深い轍や段差でもタイヤの接地性を確保し、どんな悪路にも動じない。

これらの機構は単なるオフロード用の装飾ではない。ジープが掲げる「Go Anywhere, Do Anything(どこへでも行ける、何でもできる)」という理念を、まさに体現する装備である。舗装路では安定感あるドライバビリティを、未舗装路では圧倒的な走破力を発揮する万能モデルだ。

画像: 前後デフロックとスウェイバー解除を指先で制御。本格クロール性能を支える中枢システムだ。

前後デフロックとスウェイバー解除を指先で制御。本格クロール性能を支える中枢システムだ。

画像: オフロード性能を操るための機能的コクピット。最新インフォテインメントも備え快適性も高い。

オフロード性能を操るための機能的コクピット。最新インフォテインメントも備え快適性も高い。

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