2025年11月15日、ホンダの2シーター オープンスポーツ「S660」のパレードが鈴鹿サーキットで行われ、832台による「最大のホンダ車パレード」として、ギネス世界記録に認定された。

鈴鹿サーキット本コースを832台のS660がパレード!

画像: S660の最後の特別仕様車となった「モデューロX バージョンZ」。

S660の最後の特別仕様車となった「モデューロX バージョンZ」。

S660(エスロクロクマル)は、あらゆる場面でいつでもワクワクする、心が昂る本格スポーツカーを追求した、軽自動車規格の2シーター オープンスポーツだ。ホンダらしい「走る喜び」の実現を目指して開発されて2015年4月に発売、累計で3万台以上を販売したが、2022年3月に生産を終了した。

だが、生産終了後も多くのファンに愛されており、今もなお全国で大切に乗り続けられている。今回のイベントは、S660のオーナーで構成されるクラブ「S660 Chubu Community」が主催したものだ。S660の発売から10周年となる2025年に、記録に残るイベントを実現したいという想いで企画された。

当日は、全国から集まったS660のオーナーに加え、車両の開発や生産に携わったホンダの従業員も参加した。合計832台のS660が三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットの本コースをパレードし、ギネスワールドレコーズ公式認定員の審査により、すべての規定を満たすことが確認され、ホンダ車による最大パレードとして正式にギネス世界記録に認定された。

画像: パレードに参加したS660のオーナーたち。

パレードに参加したS660のオーナーたち。

ギネス世界記録の認定概要

●英語登録名:Largest parade of Honda cars
●日本語登録名:最大のホンダ車パレード
●記録対象:ホンダ車認定台数 832台
●運営団体:ギネスワールドレコーズ
 (1955年にイギリスで創設され、あらゆる分野における世界一を公式に認定・記録する国際的な機関)

ちなみに、自動車パレード台数に関するギネス世界記録では、メーカーや車種別の記録に加え、バスやクラシックカーなど、クルマの種類別でも記録が定められている。これまでのホンダ車によるパレードの世界記録台数は、2010年5月9日に栃木県のモビリティリゾートもてぎ(栃木県芳賀郡茂木町:当時の名称はツインリンクもてぎ)で認定された2シーター オープンスポーツの「ビート(BEAT)」による569台であり、今回の認定は記録を更新する形となった。

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