2026年3月27日、F1第3戦日本GPが鈴鹿サーキットで開幕する。2024年から桜が咲き誇る時期に移行して、今年で春開催3年目となる。昨年より1週間早く開催されるものの春に向かって気温変動しやすい時期であることに変わりなく、決勝当日はどこまでの気温上昇するかがポイントとなる。日本GPの予選は3月28日15時、決勝は3月29日14時にスタートする。

ドライバーからの人気は高いものの、クルマにとってタフなコース

上述のとおり日本GPは各チームにとって重要なグランプリとなるが、会場となる鈴鹿サーキットはチームにとってやっかいな難コースとして知られる。世界的にも珍しい8の字コースで、垂直、横方向、縦方向とあらゆる方向からタイヤに大きな負荷がかかり、燃料を多く積むとラップタイムとパフォーマンスに大きな影響を与える。

鈴鹿サーキットは、下りの高速1→2コーナー、上りながら左→右→左と続くS字コーナー、100Rと180Rで構成される複合のダンロップコーナー、デグナー、タイヤにとって大きな負担となるスプーンカーブ、300km/hで通過する超高速の130Rコーナーなど、息の抜けない高速コーナーが多い。そのため「走っていて楽しいサーキット」とドライバーからの人気は高いが、クルマにはタフな設定だ。

パワーユニットが大きく変わった今年のレギュレーションにおいてパワーマネージメントも大きな課題で、ドライバーがレース中に操縦以外の操作を多く抱えることになり、直線部分の少ない鈴鹿サーキットの難易度はさらに上がりそうだ。

画像: ドライバーがこぞって絶賛する鈴鹿サーキットだが、レース中でのオーバーテイクが簡単ではないため、例年、予選から激しい戦いが展開される。決勝レース以上に予選は大注目だ。

ドライバーがこぞって絶賛する鈴鹿サーキットだが、レース中でのオーバーテイクが簡単ではないため、例年、予選から激しい戦いが展開される。決勝レース以上に予選は大注目だ。

画像: 鈴鹿サーキットのコースレイアウト。全長5.807kmのコースには18のコーナーと大きな高低差があり、直線部分は少ない。

鈴鹿サーキットのコースレイアウト。全長5.807kmのコースには18のコーナーと大きな高低差があり、直線部分は少ない。

昨年、フェルスタッペンはポールポジションから逃げ切り優勝

昨年2025年の日本GP決勝は、ポールポジションのアドバンテージを最大限に活かしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が開幕2連勝中だったマクラーレンの2台を抑え切って優勝した。

決勝スタートで無難に首位をキープしたフェルスタッペンは、迫るランド・ノリスとオスカー・ピアストリのマクラーレン勢とのギャップをコントロールし、ピアストリのアンダーカット戦略にも動じず、全力でインラップを回ってトップをキープ。同じタイミングでタイヤ交換したノリスも抑えた。

フェルスタッペンは当時「週末の走り出しはタフだったけど、車がどんどん良くなった。最後まで上手くタイヤマネージメントできた」とコメント。抜けないサーキットでの予選の重要性が、あらためて浮き彫りになった。

画像: 昨年2025年日本GPでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションから逃げ切った。速さで勝ると思われたマクラーレンを見事に抑え込んだ。

昨年2025年日本GPでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションから逃げ切った。速さで勝ると思われたマクラーレンを見事に抑え込んだ。

画像: 昨年2025年日本GPのタイヤ戦略。多くが最初のスティントにミディアムタイヤを選択し、ハードタイヤに交換。20人のドライバーのうち14人が最後の5周で最速ラップを記録した。

昨年2025年日本GPのタイヤ戦略。多くが最初のスティントにミディアムタイヤを選択し、ハードタイヤに交換。20人のドライバーのうち14人が最後の5周で最速ラップを記録した。

【参考】2025年F1第3戦日本GP決勝 結果

1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT)53周
2位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)+1.423s
3位 81 O.ピアストリ(マクラーレン・メルセデス))+2.129s
4位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+16.097s
5位 63 G.ラッセル(メルセデス)+17.362s
6位 12 K.アントネリ(メルセデス)+18.671s
7位 44 L.ハミルトン(フェラーリ)+29.182s
8位 15 I.ハジャー(レーシングブルズ・ホンダRBPT)+37.134s
9位 23 A.アルボン(ウイリアムズ・メルセデス)+40.367s
10位 87 O.ベアマン(ハース・フェラーリ)+54.529s
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12位 22 角田裕毅(レッドブル・ホンダRBPT)+58.401s
ファステストラップ 12 K.アントネリ(メルセデス)

さて2026年はどんなレースとなるのか。F1第3戦日本GPは、3月27日金曜日11時30分からのフリー走行1回目で開幕、予選は3月28日15時、決勝は3月29日14時に開始される。

2026年F1第3戦日本GP タイムスケジュール

フリー走行1回目:3月27日11時30分〜12時30分
フリー走行2回目:3月27日15時〜16時
フリー走行3回目:3月28日11時30分〜12時30分
予選:3月28日15時〜16時
決勝(53周):3月29日14時〜

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