2026年3月25日、マクラーレン・オートモーティブは都内で記者発表会を行い、日本においてもカスタマーレーシングを本格的に立ち上げ、マクラーレンのワンメイクレース「マクラーレン・トロフィー・アジア」開催に向けて準備を進めていることを明らかにした。すでに2024年から「マクラーレン・トロフィー・ヨーロッパ」、2025年から「マクラーレン・トロフィー・アメリカ」が開催されており、2026年を準備期間として、2027年からの「マクラーレン・トロフィー・アジア」開催を計画している。

「ジェントルマンドライバーの夢の実現をサポートしたい」

今回の「マクラーレン・トロフィー・アジア」開催計画の発表は、こうした盛り上がりを受けたもので、まず2027年から日本国内で年間5ラウンド以上、各ラウンド50分のレースを2レース開催し計10レース以上でシリーズを構成する。開催場所は、鈴鹿サーキット、富士スピードウェイ、モビリティリゾートもてぎなどの国際規格サーキットサーキットで、ビッグイベントのサポートレースに組み込まれる。

レースは、多くのドライバーが参加できるよう、プロ/プロ・アマチュア/アマチュアの3クラスが設定される予定。今年2026年は、2027年の開始に向けて、エントリー希望者を招いて、国内のサーキットやクローズドコースでレースに使用する「アルトゥーラ EVO」の試乗会や説明会を行っていくとしている。

まずは日本国内での開催を予定しているが、「マクラーレン・トロフィー・アジア」というシリーズ名称からもわかるように、将来的にはアジアパシフィック地域に広げていく計画だ。

発表会にリモートで登場したマクラーレン・オートモーティブのモータースポーツ部門 ジョルジオ・サンナ代表は「マクラーレンを愛車とし、ウイークデーは移動の手段として乗りつつ、週末にサーキットを走っているカスタマーがレーシングドライバーになるという、ジェントルマンドライバーの夢の実現をサポートしたい」とコメントしている。

なお、マクラーレン・オートモーティブはGT3レースに参戦するカスタマーレーングの支援にも力を入れており、「マクラーレン・トロフィー・アジア」のチャンピオンは、スーパー耐久やスーパーGT、GTワールドチャレンジ・アジア、ジャパンカップへのステップアップも用意される。着実にマクラーレンを愛する若いユーザーが増えており、有能な選手は将来ファクトリードライバーになる可能性もある。

画像: マクラーレン・オートモーティブ モータースポーツ部門のジョルジオ・サンナ代表。ランボルギー二に22年以上在籍し、カスタマーレーシング部門を統括してきた。

マクラーレン・オートモーティブ モータースポーツ部門のジョルジオ・サンナ代表。ランボルギー二に22年以上在籍し、カスタマーレーシング部門を統括してきた。

画像: ワンメイクレースのマクラーレン・トロフィー用車両「アルトゥーラ EVO」。アルトゥーラGT4をベースに開発された。

ワンメイクレースのマクラーレン・トロフィー用車両「アルトゥーラ EVO」。アルトゥーラGT4をベースに開発された。

マクラーレン アルトゥーラ EVO 主要諸元

●エンジン種類:3L 120度 V8 DOHCツインターボ
●エンジン最高出力:585ps
●プッシュtoパス:30秒間620psにパワーアップ
●ハイブリッドシステム:なし
●トランスミッション:7速モータースポーツギアボックス
●駆動方式:ミッドシップ
●タイヤ:ピレリ ハイパフォーマンス
※GT4仕様への変更可能

2026マクラーレン・トロフィー・ヨーロッパ 開催日程

5月29-30日 モンツァ(イタリア)
6月24-27日 スパ・フランコルシャン(ベルギー)
7月17-19日 ミサノ(イタリア)
10月2-4日 バルセロナ(スペイン)
10月16-18日 ポルテマオ(ポルトガル)

2026マクラーレン・トロフィー・アメリカ 開催日程

3月27-29日 ソノマ
5月1-3日 マイアミ(F1マイアミGPと併催)
6月12-14日 ロードアトランタ
8月28-30日 ロードアメリカ
10月8-11日 インディアナポリス

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