伝説として始まり、革新へと至ったスーパーカーたち。1970年代の懐かしいモデルから現代のハイパースポーツまで紹介していこう。今回は、2024年に第4世代へと進化した「ベントレー コンチネンタルGT」だ。

ベントレー コンチネンタルGT(BENTLEY CONTINENTAL GT:2024〜)

2024年6月、ベントレーモーターズは第4世代となる「コンチネンタルGT」を発表した。パワートレーンには、完全新設計の「ウルトラハイパフォーマンス ハイブリッド」を搭載。最高出力600psを発生する新設計の4L V8ツインターボエンジンと190psを発揮する電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドで、システム最高出力は782ps、システム最大トルクは1000Nm。

この強大なパワーを8速DCTとエレクトロニック リミテッドスリップデフ(eLSD)を介して4輪を駆動する。0→100km/加速は3.2秒、最高速度は335km/hに達する。また、電気だけで81km(EUドライブサイクル)、トータルで859kmの走行が可能だ。

画像: ベントレーらしく常に流麗なボディスタイルを保つために、可動式リアスポイラーなどのエアロパーツはあえて採用していない。

ベントレーらしく常に流麗なボディスタイルを保つために、可動式リアスポイラーなどのエアロパーツはあえて採用していない。

エクステリアでは、「眠れる野獣のようなフォルム」「サラブレッドの美しい立ち姿からインスピレーションを得たデザインのフロントまわり」「ボンネットからボディへと水平に伸びる力強いライン」という、ベントレーの伝統とされてきた3つの重要なデザインを継承している。

新型コンチネンタルGTで最も大胆な変更といえるのは、シングルヘッドランプの採用だろう。フロントフェースを引き締め、獲物を狙う虎のような表情を演出している。リアまわりでは、リアダウンフォースを発生させる空力デザインがトランクリッドに盛り込まれているので、展開式リアスポイラーは必要としない。

画像: インパネは伝統的なT字形状を踏襲している。ダッシュボード中央の3連メーター部分は回転してナビ画面などに変わる。

インパネは伝統的なT字形状を踏襲している。ダッシュボード中央の3連メーター部分は回転してナビ画面などに変わる。

世界トップクラスの美しいインテリアは、新型コンチネンタルGTにも継承されている。シートとドアにはモダンファッションデザインからインスパイアされた精巧なキルトパターンを新採用した。12.3インチの高解像度ディスプレイ/優美なアナログメーター3個/手作業で仕上げられてフェイシアとひと続きになるウッドパネル、の3面で構成されるベントレー ローテーションディスプレイも継承された。ボタンに触れるだけで希望の画面を選択できる。

なお、コンチネンタル シリーズ史初めて、コンバーチブルのコンチネンタルGTCも同時に発表された。7ボウ ファブリック ルーフシステムを搭載し、30mph(48km/h)以下で走行していれば19秒でルーフを開閉できる。

画像: オープンモデルのコンチネンタルGTCも同時に発表された。パワートレーンのスペックなどは、クーペのGTと変わらない。

オープンモデルのコンチネンタルGTCも同時に発表された。パワートレーンのスペックなどは、クーペのGTと変わらない。

ベントレー コンチネンタルGT スピード 主要諸元

●全長×全幅×全高:4895×1966×1397mm
●ホイールベース:2851mm
●車両重量:2459kg
●エンジン種類:90度V8 DOHCツインターボ+モーター
●総排気量:6498cc
●エンジン最高出力:600ps/6000rpm
●エンジン最大トルク:800Nm/2000-4500rpm
●モーター最高出力:190ps
●モーター最大トルク:450Nm
●燃料・タンク容量:無鉛プレミアム・80L
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●タイヤサイズ:前275/30ZR22、後315/30ZR22

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