2026年7月16日、ホンダは軽スーパーハイトワゴンのN-BOXをマイナーチェンジ。「カスタム(CUSTOM)」グレードを中心に商品力の強化を図った。(写真:平野陽)

軽ナンバー1ブランドの威信をかけて存在感をさらにアップ

新車販売台数では5年連続、軽四輪車新規届出台数でも11年連続でナンバーワンを獲得するなど、絶対人気を誇るホンダN-BOXがマイナーチェンジを受けた。

今回手が加えられたのは「カスタム」グレードがメインで、標準モデルとJOYについてはカラーチェンジを含む小変更のみで、エクステリアについてはほぼ手が加えられていない。

冒頭に書いたとおり、N-BOXは長いあいだ軽スーパーハイトワゴンのベストセラーとして君臨しており、初代、2代目(従来型)ともにかなりの台数が売れたのだが、ここ数年は既存のN-BOXユーザーが乗り換えのタイミングで他社モデルに流れることが多くなってきているという。

そこで、販売現場から寄せられているカスタムモデルの商品力強化(主にエクステリア)の要請に応えるかたちで、これまでN-BOXの3タイプ(標準モデル、カスタム、ジョイ)が持つ個々のキャラクターの差をもう少し広げ、群雄割拠の軽スーパーハイトワゴン市場の中で、アドバンテージを保てるよう商品力を強化したのというが今回のマイナーチェンジの狙いだ。

画像: 今回のエクステリア変更はカスタム(写真中央)のフロントまわりがメイン。すでに好評を得ている標準モデル(左)は装備を充実化に主眼を置き、ジョイ(右)はヘッドライトガーニッシュのブラックメッキ化などで引き締め感を強調した「ブラックスタイル」をあらたに設定。

今回のエクステリア変更はカスタム(写真中央)のフロントまわりがメイン。すでに好評を得ている標準モデル(左)は装備を充実化に主眼を置き、ジョイ(右)はヘッドライトガーニッシュのブラックメッキ化などで引き締め感を強調した「ブラックスタイル」をあらたに設定。

画像: カスタムはフロントグリルとバンパーだけではなく、ヘッドライトの形状も変更。より引き締まった表情を手に入れた。写真はN-BOX カスタム ターボのコーディネートスタイル。ボディカラーはプレミアムサンライトホワイト・パール/ブラック。

カスタムはフロントグリルとバンパーだけではなく、ヘッドライトの形状も変更。より引き締まった表情を手に入れた。写真はN-BOX カスタム ターボのコーディネートスタイル。ボディカラーはプレミアムサンライトホワイト・パール/ブラック。

エクステリアでは、面積を拡大したクロームグリルで「押し出し」を、低く広くしたバンパーデザインで「迫力」を表現。また、左右のヘッドライトに配されているアクセサリーLEDをセンターのグリル部分まで光るよう一文字にして、昼夜常時点灯化させることで存在感を強調。あわせてフォグライトも新デザインとした。

画像: フロントアクセサリーLEDの点灯と連動して昼夜常時点灯するリアコンビネーションランプ。テールゲートガーニッシュと新デザインのリアバンパー下端にもメッキ加飾が追加された。

フロントアクセサリーLEDの点灯と連動して昼夜常時点灯するリアコンビネーションランプ。テールゲートガーニッシュと新デザインのリアバンパー下端にもメッキ加飾が追加された。

装備の充実化に加え、上質感が際立つインテリア

装備面では9インチディスプレーのカーナビとETC2.0車載器、さらにステアリングヒーターやリア席用のセンターUSBチャージャーを標準化するなど、軽自動車の枠を超えた快適装備をあらたに導入。ほかにもインテリアイルミネーション色の変更やドアハンドル周辺のパネル部分をピアノブラック化するなどして高級感を強めた。ちなみにカーナビやドライブレコーダーを標準装備化することで車両価格はアップするものの、販売店での取り付け工賃削減につながり、結果としてユーザーの負担額を軽減できるという。

画像: 9インチディスプレーのカーナビの標準装着に加えて、エアコン吹き出し口メッキリングのダブル化、シフトレバーをスムースレザーの本革巻きとするなど、質感まで引き上げられたインテリア。

9インチディスプレーのカーナビの標準装着に加えて、エアコン吹き出し口メッキリングのダブル化、シフトレバーをスムースレザーの本革巻きとするなど、質感まで引き上げられたインテリア。

画像: リア席用に設けられた「センターUSBチャージャー」。イルミネーションつきのUSB-Cポートが2口備わる。

リア席用に設けられた「センターUSBチャージャー」。イルミネーションつきのUSB-Cポートが2口備わる。

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