2026年7月22日、日産自動車(以下、日産)は「リーフ(LEAF)NISMO」を発売した。2010年から続くBEV(電気自動車)のパイオニア的ブランド、その第三世代にあたる現行型リーフをベースにしたスポーティモデルである。

駿足のインテリジェント スポーツクロスオーバー

リーフNISMOは、日産が長年培ってきたBEV開発技術を結集させた最新型リーフをベースに、NISMOのモータースポーツ由来の知見を融合させた、NISMOロードカーの最新モデルだ。そのコンセプトは「駿足のインテリジェント スポーツクロスオーバー」。

ベースグレードはリーフ Gだ。エクステリアには、エアガイド機能を持つ専用のコーナーフィニッシャーを採用したフロントバンパー、ドアロアフィニッシャー、船底の形状をしたアンダースポイラーを備えた専用リアバンパー、そして後方かつ上方へ延長したダックテール形状のバックドアスポイラーなどを装着することで、ベース車から空気抵抗を悪化させることなくダウンフォースを向上させている。さらに、「アルテリアマグマ」と呼ばれるレッドアクセントカラーがボディ全体を貫き、電動車ならではの力強さと先進性を表現している。

画像: 発表会では、7月25〜26日に開催されるフォーミュラE 東京 E-Prixに参戦するマシンとともに公開された、リーフNISMO。

発表会では、7月25〜26日に開催されるフォーミュラE 東京 E-Prixに参戦するマシンとともに公開された、リーフNISMO。

インテリアはブラックを基調にレッドのアクセントカラーを配置して、運転に集中できる環境を整えつつ、高揚感を誘う仕立てとしている。パワーメーターやインパネまわりのフィニッシャー、ON/OFFスイッチなどに専用パーツを採用。テーラーフィット巻きのステアリングホイールにはレッドセンターマークとステッチを組み込み、フロントシートにはレッドパーフォレーションやNISMOロゴの刺繍が入る。また、専用チューニングのレカロ製スポーツシート装着車も設定された。

モーターのパワースペックはベース車と変わらないが、従来から用意されていたドライブモード「スポーツモード」を専用チューニング、名称を「NISMOモード」に変更するとともに力強く伸びのある加速が感じられる仕様にした。足まわりにも専用品が採用される。スプリングやダンパー、メンバーのブッシュもNISMO専用部品として、サスペンション全体の剛性を向上させてステアリングレスポンスを高めている。

タイヤは235/45R19サイズのミシュラン パイロットスポーツ5を、エンケイ製の軽量アルミホイールに組み合わせて装着する。回生ブレーキコントロールパドルにも専用チューンを施し、スポーツドライビングを楽しめる設定としている。

画像: ブラック基調にレッドアクセントを施した、リーフNISMOのインテリア。

ブラック基調にレッドアクセントを施した、リーフNISMOのインテリア。

リーフNISMOのグレードは3つあり、130kW/345Nmのモーターパワーを発生させる「B5」、160kW/355Nmの「B7」と「B7 レカロ装着車」で展開される。B5とB7はBOSEオーディオやパワーバックドアなどを標準装備するが、レカロ装着車は運動性能を高めるためこれらは装備されず、20kgの軽量化を達成している。

車両価格は、B5が660万1100円、B7が695万2000円、B7 レカロ装着車が722万7000円となっている。なお、リーフNISMOは標準のリーフと同様に日産ディーラーで販売されるが、持込み登録車となる。

日産 リーフ B7ニスモ 主要諸元

●全長×全幅×全高:4415×1810×1550mm
●ホイールベース:2690mm
●車両重量:1920kg
●モーター:交流同期電動機
●最高出力:160kW
●最大トルク:355Nm
●バッテリー総電力量:78kWh
●WLTCモード航続距離:未発表(ベース車は702km)
●駆動方式:FWD
●タイヤサイズ:235/45R19
●車両価格(税込):695万2000円

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