トヨタの人気商用車「ハイエース」をベースにしたキャンピングカーは数多く存在するが、室内のレイアウトや装備によって、その個性は驚くほど異なる。今回は、老舗キャンピングカーメーカー「レクビィ」が手がける3モデルに注目。ペットとの旅行から本格的な長期滞在、夫婦で楽しむ2人旅まで、それぞれの魅力を紹介しよう。

写真: レクビィ
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ペットとの旅行をもっと快適に! 広さと高さで選べる「レクビィ ソラン」

愛犬などのペットと一緒に旅行を楽しみたい。そんなユーザーに向けて開発されたキャンピングカーが「レクビィ ソラン」だ。

画像: 愛犬や愛猫など、ペットとともに旅を楽しむことを想定したキャンピングカー「レクビィ ソラン」。これはワイドモデルの写真となる。

愛犬や愛猫など、ペットとともに旅を楽しむことを想定したキャンピングカー「レクビィ ソラン」。これはワイドモデルの写真となる。

車内は明るい色調で統一され、家庭のリビングを思わせる温かみのある空間に仕上げられている。特に注目したいのは、ペットとの共同生活を想定した内装材だ。シートには爪による傷や摩擦に強い素材が採用されており、ペットと一緒でも気兼ねなく過ごせるよう工夫されている。

装備も本格的だ。家庭用エアコンやFFヒーターに加え、冷蔵庫、電子レンジ、シンクなどを標準装備。300Ah相当のリチウムイオンバッテリーやソーラー発電システムも備え、車中泊時の快適性に配慮している。

ラインナップの中でも注目したいのが「ハイルーフ」と「ワイド」の2タイプである。

「ソラン ハイルーフ」は、全長4695mm、全幅1740mm、全高2360mm。比較的コンパクトなボディサイズながら、背の高いルーフによって室内の上下方向に余裕を持たせている。頭上には収納棚も設けられ、限られたスペースを効率よく活用できる。

画像: レクビィ ソラン(ハイルーフ)の車内。明るいインテリアと、ハイルーフならではの開放感が特徴。

レクビィ ソラン(ハイルーフ)の車内。明るいインテリアと、ハイルーフならではの開放感が特徴。

一方の「ソラン ワイド」は、全長4840mm、全幅1925mm、全高2115mm。ワイドボディによって横方向のゆとりを確保しながら、全高はハイルーフより低く抑えられている。

画像: レクビィ ソラン(ワイド)の車内。余裕のある横幅を活かしたレイアウトで、高い居住性を実現する。

レクビィ ソラン(ワイド)の車内。余裕のある横幅を活かしたレイアウトで、高い居住性を実現する。

両モデルとも乗車定員は5名、就寝定員は3名。室内の広さを左右どちらの方向に求めるか、駐車環境や使い勝手も含めて選べる点が魅力だ。

もはや走る高級ホテル!? シャワーまで備えた最上級モデル「カントリークラブ」

キャンピングカーでも、できる限り自宅に近い環境で過ごしたい。そんなニーズに応えるのが、レクビィの最上級モデル「カントリークラブ」である。

ベース車両には、トヨタ・ハイエースのスーパーロングを採用。全長5380mm、全幅1880mm、全高2400mmという堂々としたボディサイズを生かし、充実した居住空間を実現している。

車内のデザインは、落ち着いた雰囲気を演出する「和モダン」がテーマ。シートの縫製デザインに加え、金箔を意識した装飾や織部焼の陶器製シンクなど、日本らしい美意識を取り入れている点も特徴的だ。

画像: 落ち着いた雰囲気で、快適な滞在時間を提供してくれる、レクビィ カントリークラブの車内。

落ち着いた雰囲気で、快適な滞在時間を提供してくれる、レクビィ カントリークラブの車内。

もちろん、見た目の豪華さだけではない。後部には防水仕様のマルチルームを設置し、シャワー設備も標準装備。ポータブルトイレをオプションで追加することもできる。

画像: 車両後部に防水マルチルームを装備した、レクビィ カントリークラブ。ロングボディの特性を活かした設備だ。

車両後部に防水マルチルームを装備した、レクビィ カントリークラブ。ロングボディの特性を活かした設備だ。

さらに、家庭用エアコン、FFヒーター、冷蔵庫、電子レンジなどを備え、2段ベッドも用意。乗車定員7名、就寝定員4名と、家族やグループでの旅行にも対応する。

観光地を巡りながら宿泊するのはもちろん、気に入った場所でゆっくり過ごすような、自由度の高い旅を楽しめそうだ。

画像: テーブルや椅子を畳めば、広々としたフラットなスペースを展開できる。就寝時も広々快適だ。

テーブルや椅子を畳めば、広々としたフラットなスペースを展開できる。就寝時も広々快適だ。

「2人の距離感」が絶妙! 独創的なレイアウトを採用した「MRカランタ」

大型のキャンピングカーまでは必要ないが、車中泊の快適性にはこだわりたい。そんな2人旅を想定して開発されたのが「MRカランタ」である。

画像: レクビィ創業40周年の2024年にリリースされた記念モデル「レクビィ MRカランタ」。

レクビィ創業40周年の2024年にリリースされた記念モデル「レクビィ MRカランタ」。

このモデルは、1984年創業のレクビィが2024年に発売した40周年記念モデルだ。ベース車両にはハイエースのロングワゴンGLを採用し、全長4840mmのボディに独創的な居住空間を作り込んでいる。

最大の特徴は、室内のシートレイアウトにある。

車内左右に配置されたソファを利用することで、就寝時には2人が対角線上に横になれる構造を採用。それぞれが適度な距離を保ちながら休めるように工夫されている。

画像: レクビィ MRカランタの車内。大人2人が足を伸ばしてくつろげるよう、レイアウトが工夫されている。

レクビィ MRカランタの車内。大人2人が足を伸ばしてくつろげるよう、レイアウトが工夫されている。

また、車内には作業用のデスクも設けられており、旅先でパソコン作業をしたり、読書を楽しんだりする用途にも適している。

家庭用エアコンや電子レンジ、49Lの冷蔵庫、300Ah相当のリチウムイオンバッテリーなども標準装備。快適な車中泊に必要な設備を充実させつつ、装備や室内構成を合理化することで価格も抑えられている。

乗車定員は5名、就寝定員は2名。夫婦やパートナーとの旅行はもちろん、普段使いと車中泊を両立させたいユーザーにとっても、気になる1台だ。

画像: MRカランタの、実際の使用イメージイラスト。

MRカランタの、実際の使用イメージイラスト。

気になるモデルは実車でチェック! 10月24・25日はインテックス大阪へ

今回紹介したレクビィのキャンピングカーは、2026年10月24日(土)・25日(日)にインテックス大阪で開催される「大阪キャンピングカーフェア2026 ~秋の大商談会~」に出展予定だ。

レクビィのブースには、「ソラン ハイルーフ」「ソラン ワイド」「カントリークラブ」「MRカランタ」の4台に加え、日産キャラバンをベースにした「プラス LIV'N」シリーズなど、合計7台の展示が予定されている。

今回のレクビィの出展テーマは「見比べ」。特にソランは、ハイルーフとワイドを同じ会場で比較できる貴重な機会となる。

画像: 「大阪キャンピングカーフェア2026 ~秋の大商談会~」に出店するレクビィ。テーマは“見比べ”。

「大阪キャンピングカーフェア2026 ~秋の大商談会~」に出店するレクビィ。テーマは“見比べ”。

写真やカタログだけでは把握しづらい室内の広さや天井の高さ、シートの座り心地、ベッドを展開したときの使い勝手なども、実車なら確認しやすい。

なお、イベントには50社以上が出展し、約250台のキャンピングカーが集結する予定だ。

キャンピングカーの購入を具体的に検討している人はもちろん、いつかは自分だけの「動く部屋」を手に入れたいと考えている人も、実際の車両に触れながら、理想のくるま旅をイメージしてみてはいかがだろうか。

画像: ショーに合わせて、納期が早い車両を8台確保されているとのこと。気になる方は、当日スタッフに問い合わせてみるのもいいだろう。

ショーに合わせて、納期が早い車両を8台確保されているとのこと。気になる方は、当日スタッフに問い合わせてみるのもいいだろう。

大阪キャンピングカーフェア2026 開催概要

●開催日:2026年10月24日(土)・25日(日)
●時 間:10:00〜17:00
●会 場:インテックス大阪 1・2・3号館
●所在地:大阪府大阪市住之江区南港北1-5-102
●入場料:一般前売り800円、当日Web決済1000円、当日現金1200円

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