文と写真:Webモーターマガジン編集部
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目指すは「ガソリン車から乗り替えても違和感のない」軽BEV
2026年夏ごろからメディアに向けてプロトタイプの試乗会を開催するなど、注目を集めていたスズキ初の軽BEV「eスカイ」がいよいよ発売される。軽自動車ゆえ3395mmの全長と1475mmの全幅は規格いっぱいだが、全高は1625mm。ドアは4枚とも普通のヒンジ式ドアで、軽自動車のカテゴリーでは「ハイトワゴン」に相当する。
軽自動車ならではの親しみやすさとBEVらしい先進性を両立したエクステリアは、浮遊感のあるルーフで軽やかさを強調し、分厚いボディと足まわりの強さで安心感を表現した。また、スズキ初の軽自動車「スズライト」をオマージュして、フロントから後方へ軽快に抜けるショルダーラインなどを現代的に表現している。デジタル数字のようなグラフィックを採用したLEDヘッドランプ&テールランプもユニークだ。
インテリアは、乗員を包み込むような安心感とのびやかなゆとりを兼ね備えた、居心地のよい空間を表現したデザインとした。メーターは4.2インチのディスプレイで、上級グレードには10.1インチのディスプレイオーディオも備わり、大きくフラットなディスプレイと陶器のような器を融合させたインパネも特徴的だ。
eスカイはスズキが自社開発したeアクスル(モーター/インバーター/減速機を一体化)で前輪を駆動するFWDだ。床下に26kWhのリン酸鉄リチウムイオン電池(LFP)を搭載し、WLTCモード交流電力消費率は97Wh/kmと、軽BEVクラストップの数値を達成。一充電走行距離は310kmだ。
安全&快適装備も充実しており、スズキが謳う「ガソリン車から乗り替えても違和感のない」軽BEVを目指したeスカイ。BYD ラッコの日本デビューから活性化している軽BEVの市場は、このeスカイの登場でますます注目を集めることは間違いなさそうだ。
スズキ eスカイ X 主要諸元
●全長×全幅×全高:3395×1475×1625mm
●ホイールベース:2460mm
●車両重量:1030kg
●モーター:交流同期電動機
●最高出力:47kW(64ps)
●最大トルク:133Nm(13.6kgm)
●バッテリー総電力量:26kWh
●WLTCモード航続距離:310km
●駆動方式:FWD
●タイヤサイズ:165/65R14
●車両価格(税込):279万円
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