サーキットの特性を最大限に活用し、「頭文字D」の世界観を体現

登壇した富士スピードウェイ プロジェクト統括部長の尾崎氏からは、作品30周年を彩る記念イベントの詳細が語られた。
最初に登壇した富士スピードウェイ プロジェクト統括部長の尾崎重昭氏は、9月13日(土)・14日(日)に開催される「頭文字D 30th Anniversary 2days」の概要を明らかにした。イベントコンセプトは「伝説を、体感せよ。」。当日はレースコースである富士スピードウェイの特性を活用し、原作の世界観を文字どおり「体感」できるコンテンツを多数展開するという。
その一例として、実車を交えた演出で原作の名場面を再現する「シーン再現展示」や、サーキットという舞台を存分に活かした「ドリフトパフォーマンス」、地下通路を活用した「頭文字D画廊」、作中の車両のみが停めることを許される特別駐車場「頭文字P」やパレードランなどのプログラムが発表された。

会場で発表となったグッズは「キービジュアルTシャツ」、「『頭文字D』30周年書下ろしクッション」、「名シーンエコバッグ」など7種類。商品の詳細は公式サイトに掲載されているので、そちらを参照のこと。
来場の記念となる限定グッズの発表も行われた。ラインナップは30周年記念の「お祭り」ということで、通常のイベント時よりもアイテム数、バリエーションを大幅に充実させたという。なお、公式サイトでは今後も新アイテムが登場予定であることを示唆しており、今後のさらなる続報が待たれるところだ。

会場ではレーシングドライバー、吉田弘樹選手、平手晃平選手のイベントへの来場が発表された。写真は「近くまで来たので」と現れた、ゲストの平手晃平選手。

壇上において上着を脱ぎ、ファンお馴染みの名台詞が書かれたTシャツを披露する平手晃平選手。作品に対する思い入れの程を、自身なりのスタイルでアピールした。
またイベント当日の、レーシングドライバーの来場も公表された。会場では当日来場予定の平手晃平さんが登壇。2002年のデビュー時に本屋で見かけたことが同作との邂逅と語る平手さんは、作中の台詞をあしらったTシャツを披露して作品愛をアピール、会場を沸かせていた。