今年もレッドブル・エアレースのシーズンが到来した。
1月26日、東京で2017シーズン キックオフ・ミーティングが開催され、多くの報道陣を前に、昨年千葉大会で日本人初の優勝を遂げた室屋義秀選手が、意気込みを語った。
住友ゴム工業が3年連続でチームFALKENとして室屋選手をサポートするのは、先日お伝えしたとおり。
2016シーズンは、2月10-11日のアブダビからスタートし、10月14-15日のインディアナポリスまで全8戦。日本でも3年連続で6月3-4日に千葉大会が千葉県立幕張海浜公園で開催される。
チケットの先行発売も、すでに始まっている。
さて、2017シーズンのチームFALKENは、チーム・テクニシャンにロスアンゼルス出身のアメリカ人、ピーター・コンウェイを起用する。
機体は2016シーズンと同じEdge540 V4。開幕戦は2016年仕様を少しモディファイして参戦するが、その後、コンウェイのファクトリーでエンジンカバーなどの改良をする予定だ。
チームFALKENの目標は、ズバリ「年間チャンピオン」。アメリカでの2戦(4月15-16日のサンディエゴと10月のインディアナポリス)を確実に勝利する計画を組んでいる。
戦略的には、8戦中6度はファイナル(ベスト4)に進み、優勝は2度で良いから確実にお立ち台を狙うという。
もっとも、日本の室屋ファンなら昨年に続き今年も千葉での優勝も期待したいところだが…。
室屋選手とチームの現在の実力を考えれば、けっして無理な目標ではないだろう。
さあ、今年も幕張海岸で室屋選手をプッシュしよう!