三菱自動車は、RVRのフロントデザインを一新するなどの改良を施して2月9日に発表、2月16日から販売を開始する。主な変更点は、エクステリアでは人とクルマを守る機能を強く表現したフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用し、より精悍でスポーティなフロントフェイスとしたこと。
また、ルーフアンテナをスタイリッシュなシャークフィンタイプに変更した。インテリアでは、上級グレード「G」のシート生地を変更し、レッドステッチをあしらうことでスポーティ感を演出した。さらに全車でリアシートのクッション形状を変更させ、座り心地と乗降性を向上させた。
2月9日にはアウトランダーPHEVも一部改良を実施(発売も同日)。EV走行を優先させる新機能を採用したほか、スマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA]の装備や予防安全機能を向上させるなど一部改良を施して販売を開始した。
あわせて、より上質な乗り心地と優れた操縦安定性、プレミアム感ある内外装を特長とした上級グレード「S エディション(写真)」を新たに設定した。このグレードでは、ビルシュタイン社製の高性能ショックアブソーバーの採用、フロントラジエターグリルなどをブラック系で統一、前後バンパー下部のスキッドプレートをボディカラーと同色とするなどプレミアム感を演出。インテリアでもレッドステッチやシルバーのパネルなどでスポーティ感を一層高めている。
価格は、RVRがM(2WD)の205万8480円からG(4WD)の248万7240円。
アウトランダーPHEVがMの365万9472円からS エディションの478万9260円。
ここのところ、一部改良やマイナーチェンジといったニュースが続いている三菱だが、そろそろブランニューのモデルやフルモデルチェンジにも期待したいところだ。