初代NSXが登場したのは、バブル景気真っ盛りの1990年。それから5年後、バブルが弾けた日本での販売は不調だったが、そんなNSXに「プラスアルファ」の魅力が与えられたのがこのモデル。いまこのモデルが中古車として残っていたら、いったいどんな価格が付くのでしょうか。
画像: 【今日は何の日?】ホンダ・NSXタイプT登場「着脱可能なルーフを装備したスーパーカー」 24年前の今日 1995年3月8日

ホンダ・NSXタイプTってどんなクルマ?

初代NSXは1990年9月14日に登場。『our dreams come true』のキャッチコピーが新鮮だった。

1995年3月8日に発表されたNSXタイプTはオープントップモデル。翌3月9日にベルノ店から発売された。 軽量8.5kgのオールアルミ製ルーフの着脱は、左右のレバー操作だけの簡便なシステムで、取り外したルーフは、トランクルームなどのユーティリティやエクステリアを損なうことなくリアキャノピー内に納める新方式を採用した。

希望小売価格は960万7000円(東京・消費税含まず)。AT(Fマチック)は35万円高となる。電動パワーステアリングは40万円高。

同時にNSXもこの日、仕様を一部変更。オートマチックトランスミッションに、ステアリングコラム横にあるシフトスイッチを指先で操作するだけで、マニュアル感覚でのスポーティ走行が楽しめる「Fマチック」を新採用。

またF1マシンにも採用されていた、次世代の電動スロットル制御システム「DBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)」を搭載。さらに、DBWの採用によりTCS(トラクション・コントロール・システム)の機能に減速制御を追加した。

画像: まだマイナーチェンジ前なのでリトラクタブルヘッドライトとなる。

まだマイナーチェンジ前なのでリトラクタブルヘッドライトとなる。

画像: リアスタイルはノーマルNSXと変わらない。

リアスタイルはノーマルNSXと変わらない。

画像: NSXタイプTのボディ構造。オールアルミ。

NSXタイプTのボディ構造。オールアルミ。

画像: オールアルミ製ルーフの着脱は左右のレバー操作のみと簡単脱着。

オールアルミ製ルーフの着脱は左右のレバー操作のみと簡単脱着。

画像: Fマチックのシフトスイッチ。4速というのが時代を感じる。上に上げるとシフトアップ、下に下げるとダウン。

Fマチックのシフトスイッチ。4速というのが時代を感じる。上に上げるとシフトアップ、下に下げるとダウン。

画像: NSX(4速ATモデル)のメーター。スーパーカーなのに当時はまだ180km/hスケールの速度計だった。

NSX(4速ATモデル)のメーター。スーパーカーなのに当時はまだ180km/hスケールの速度計だった。

NSXタイプTが登場した1995年【平成7年】には何があった?

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