スバルのホームページなどでかねてから予告されていた「スバルXV」のフルモデルチェンジ。その全容がジュネーブショーで明らかになった!
スバルSUVの新しいスタンダードを目指して開発
新型スバルXVは、都会的かつ実用的なSUVを目指すと同時に、スバルの最量販SUVにすることを目標に開発された。ちなみに現在のスバルの最量販SUVはフォレスターだが、富士重工業の関係者は「新型スバルXVをフォレスターに取って代わる存在にしたい」と語っている。この意志は新型XVの機能性にも表れている。インプレッサに続き、SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)を採用し、インプレッサと同じくアクティブ・トルク・ベクタリングを装備。さらに、最低地上高はフォレスターの220mmに迫る200mmを確保すると同時に、VDCやAWDシステムの動力配分などを統合制御して悪路での走行性能を高める X-MODE を備えるなど、オフロード性能はインプレッサはもちろん、先代スバルXVよりも格段に高められている。
インパネのデザインはインプレッサとほぼ共通の、鳥が左右に翼を広げたような造形を採用。シートは複数の生地を組み合わせ、スポーティ感と遊び心を演出している。また、スバルが重視してきた視界の良さも健在だ。
このように、新型スバルXVは先代に負けず劣らずの人気車になる可能性を十分秘めた 1台に仕上がっている。