1947年3月12日、エンツォ・フェラーリによる初めての市販車、フェラーリ125Sが登場した。それからちょうど70年となる日に、公式祝賀行事がスタートした。
70周年記念モデル、LaFerrari Apertaが世界で見られる
フェラーリは70周年祝賀行事のスタートに合わせて、跳ね馬のエンブレムを最初に冠した市販車、フェラーリ125Sのムービーを公開した。それは1947年にフェラーリのガレージを出た125Sが、2017年に70周年記念モデルであるLaFerrari Aperta(ラ フェラーリ アペルタ)になって戻ってくるという1分38秒のムービーだ。実に美しいので御覧ください。
さて、70周年記念イベントは世界60カ国以上で開催されるという。すでに3月12日、オーストラレーシア(オーストラリア、ニュージーランド、ニューギニアなど)でスタートしており、会場には70周年記念モデル、LaFerrari Apertaが展示された。これは800psのエンジンとF1で培われたKERSの技術により163psのパワーをプラスすることができ総合最高出力963psを誇るLaFerrariのスパイダー版だ。
LaFerrariは限定499台だが、LaFerrari Apertaは限定150台で価格は4億円。しかし、あっという間に完売したというモデルで、おそらくそのほとんどはコレクターのガレージで保管されてしまうので、眼にすることができるだけでも有り難いと思った方がいいだろう。
そして、祝賀イベントは9月9日、10日の週末、フェラーリの本拠であるイタリアはマラネッロで最高潮に達することになる。詳細は未発表だが様々なスペシャルエキシビションが用意されているそうだ。また、日本におけるイベント内容については、発表があり次第、すぐにお知らせしたい。