古くはZ432から最近では現行Z NISMOまで、スポーツ・パトロールカーの代名詞といえばフェアレディZ。もっとも、Z32型は全国で数台(一説には3台?)だけだったという。
撮影した栃木県警のZ32は92年式。無線用のアンテナは「TL型」と呼ばれる自動車電話用アンテナ(懐かしい!)を模したもので、特製の基台を介して設置されている。ほかにも各部にワンオフならではの作りが見られる。
3リッターV6ツインターボはもちろん280馬力。頑丈なエンジンブロックは当時のチューニング業界でも引っ張りだこだったが、PCはあくまでノーマルだ。
2 by 2とはいえ、後席はかなり狭い。しかもストップメーター装着のため、ラジオがフロアコンソールに追い出されていて、乗り込みはかなりツライ。
純正の本革シートではなく、合成皮革のシートカーバーで覆われている。ヘルメットを被って乗車するとヘッドクリアランスがほとんどない!?
2 by 2はTバールーフしかなかったため、赤色灯は特殊なステーを介して取り付けられている。
オーディオが入るスペースには、ストップメーターとサイレンアンプを装着。1992年式ゆえエアバッグはまだオプション設定だったので付いていない。ただでさえタイトな助手席の膝先には無線機器が装着されていた。
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