屋根を開けるには?【ビートの作法】
ビートのソフトトップをオープンにするには、まずはドア後端にある幌のボタンを外す所から始まる。引っ張れば外れるのだが、じつは幌が経年すると縮まるため、ボタンをはめることが難しくなってくる。はめていなくても雨水が入るということもないので大丈夫なのだが、中古で購入を考えている人は、ここはチェックしておきたいポイント。
その後、Aピラーの付け根2カ所にあるレバーを外してから、リアスクリーンのファスナーをオープンに。このファスナーを開かなくても屋根を開けることはできるけど、リアスクリーンがよれてしまい、傷つき、曇り、変色するのが早くなるので、開けておいたほうが無難。
そしてガバッと幌を後ろに開け、完成。気持ちの良いオープンエア走行が楽しめる。
屋根を開けるには?【S660の作法】
S660のソフトトップは「ロールトップ」と呼ばれるもの。
ルーフサイド左右にあるロックボタンを押し、解除してから、クルクルと巻いて外す。巻く方向は運転席側/助手席側どちらからでもOK。
外し終えたら、フロントフードにある専用ボックスに収納できる。
どっちが屋根を開けるのが早い?
時間的にはS660のほうが勝ち。ただし、オープン走行時に突然の雨!・・・なんて場合は、ビートならば路肩に停まり、座ったままでもソフトトップを着けることができるが、S660はフロントフードを開け、ロールトップを出し、室外からロールトップを装着する必要がある。突然の場合は、ビートの方がやりやすい。
どっちが開放的?
これは、圧倒的にビートの勝ち。頭上のみオープンになっているS660と、完全なオープンのビートでは開放感がまったく違う。S660も、電動でリアガラスを開けることもできるのだが、やはり開放感はビートにはかなわない。
ただし、風の巻き込みはS660のほうが少ない。