3月12日に富士スピードウェイ50周年記念イベントとして行われた「富士ワンダーランドフェス」
オーラスはいよいよ1980~1990年代、レースファンの心を鷲づかみにしたカテゴリー。往年の名ドライバー達が当時のマシンをドライブする本イベントのクライマックスです。
オーラスはいよいよ1980~1990年代、レースファンの心を鷲づかみにしたカテゴリー。往年の名ドライバー達が当時のマシンをドライブする本イベントのクライマックスです。
1000馬力級のモンスターマシン、グループC
1982年にFIAによって制定されたグループC規定。同年より富士スピードウェイではWECイン・ジャパンが開催されCカー人気に火が着きました。国内ではJSPCとしてシリーズ化、そしてその後メーカーが威信をかけル・マン24時間制覇に向けたマシンの開発に乗り出すこととなったのです。
思い入れ深いツーリングカー
スーパーシルエットからグループA、そしてJTCCと規定を変えながらも人気を博したツーリングカーレース。市販車両ベースであることから多くのレースファンに支持されました。その最高峰であるインターTECは数々のドラマを生み出したのです。
さすがにこの辺りになると、数十年前の少し昔を思い出し、ナンカ目頭が熱くなってる自分がいたりします。富士スピードウェイ50周年の歴史の一部分を、自身の青春の思い出に重ねあわせている方も多いのではないでしょうか。
今回の「富士ワンダーランドフェス」、とても感慨深いイベントでした。メーカーの枠を越えこれだけのマシンを用意していただいた関係各方面へ、この場を借りて御礼申し上げます。
(PHOTO:井上雅行)