世界中で人気の高い、手作りの無動力車レース
ボックスカートの起源は、1950年代にアメリカの子供たちが石鹸箱に車輪をつけて坂道に転がせたことがはじまりとされ、海外では「ソープボックスカー」や「ソープカート」などの名前で呼ばれている。
この動力を持たない手作りのクルマを使ったレースは、世界各地で開催されている人気の高いイベントで、レッドブルが2001年より世界各地で開催しているのがレッドブル・ボックスカート・レースだ。
このレースは、規定に沿って作られた手作りのカートを使って、カーブやジャンプ台が設置された坂道コースを使用し、タイムに加えて、カートのオリジナリティと完成度、ドライバーとチームのパフォーマンスの3つの基準で競われる。
スタート時にカートを押す以外は、動力は傾斜による重力のみという単純なレースながら、各チームのアイディアとユーモアセンスあふれる自作カート、パフォーマンス、そして走りで会場が大いに盛り上がる。
2000年にベルギーで第1回が開催されて以降、レッドブル・ボックスカート・レースはこれまで世界49ヵ国で110回以上開催しており、日本でも2009年と2012年に開催された。
レースはチーム制で、1チーム4人まで登録ができる。
参加ご希望の方は5月8日以降にオフィシャルサイトから申し込み、エントリーキットを入手すること。
なお、レッドブル・ボックスカート・レース東京2017は、2017年10月22日(日)の12:00-18:00(予定)に、東京都港区の赤坂サカス広場および周辺道路で開催される。
コースは、障害物が設置された、全長およそ400mの坂道。
※雨天時決行、荒天や状況次第では、内容が変更もしくは中止の場合あり。
親子や兄弟などの家族で、または友人たちと、単純だけど難しく、でも面白いレースに参加してみては、いかが?