R8 LMSがSUPER GTに参戦、新たにRS3 セダンがスーパー耐久シリーズに
アウディスポーツはモータースポーツに参戦するカスタマーチームを積極的にサポートしているが、2017年はSUPER GTにR8 LMSで参戦する「Audi Team Hitotsuyama」、「Team TAISAN SARD」を支援することが明らかになった。R8 LMSは市販R8をべースにFIA GT3規格の下に開発されたレーシングカーで、世界中のカスタマーレーシングから高く評価されている。昨年はAudi Team HitotsuyamaがSUPER GT300クラスで年間3位に入っており、今シーズンはチャンピオンを狙う。
また新たに開発されたRS3セダン LMSが早くも日本のモータースポーツシーンに登場、アウディスポーツはこちらも全面的に支援する。このクルマはTCR規格の下で開発されており、スーパー耐久シリーズに新設されたST-Rクラスに「Audi Team Dream Draive」と「バースレーシングプロジェクト」の2台が参戦する。
アウディスポーツ開発のニューモデルもお披露目
アウディスポーツ社(かつてのクワトロ社)はRSモデルやR8の開発生産を手がけることでも知られているが、国内モータースポーツ参戦計画発表にあわせ、今後日本に導入されるモデルも発表された。
今回導入が明らかになったのは4モデル。R8 スパイダーはR8のオープンモデルで、先代同様、ソフトトップを採用する。エンジンは5.2LV10で最高出力は540psを誇る。
6年ぶりにフルモデルチェンジされたTT RSクーぺも注目モデル。伝統の直列5気筒エンジンは新開発され400ps/480Nmを発揮、0→100km/h加速3.7秒を誇るスーパーマシンだ。今回は同時にTT RSロードスターも登場している。
もう1台のRS3セダンは初めての登場となるモデル。TT RSと同仕様の2.5L 直列5気筒エンジンを搭載、コンパクトセグメントで世界最速の1台に数えられる。
R8 スパイダーは26,180,000円、TT RSクーぺは9,620,000円、TT RSロードスターは9,790,000円、RS3セダンは7,850,000円。TT RSクーぺ/ロードスターは5月上旬より、R8 スパイダーとRS3セダンは7月上旬より販売が開始される予定という。今後も、RS3スポーツバック、RS5クーぺなど次々とニューモデルが発表されそうだ。