クルマに関するマニアックなクイズを、月〜金の毎朝7:30に出題する自動車マニアッククイズ、通称クルマニQ。初級/中級/上級/マニア級のうち、今回は「超マニア級」の問題。これを知っているなら相当なクルマ通だ。
近年、その希少性も手伝って人気が再燃している初代サバンナRX-7(SA22C型)。1978年3月のデビューから1985年10月のフルモデルチェンジまで、およそ7年間半生産されましたが、その間、何度かマイナーチェンジを受けて大きく仕様変更されました。さて、次のうち、1980年11月にマイナーチェンジされた中期型の仕様を説明した文章はどれでしょうか?
初代サバンナRX-7、中期型仕様の説明文で正しいのはどれ?
正解は2だ。
1980年11月のマイナーチェンジで空力性能向上を狙って外観を変更。同時にエンジンと車体の軽量化も行われ、エンジンのガスシール性改善の効果もあって、当時の10モード燃費でリッター9.2km(5速MT車)を実現した。1982年3月には希薄燃焼6PI(ポートインダクション)を採用する。
1は、サバンナRX-7デビュー時のエンジン仕様について述べたもの。サーマルリアクター方式とは、排ガスを再燃焼させて浄化する方式だが、翌1979年10月には希薄燃焼方式に改め、排ガス浄化方法も触媒方式に変更して燃費も向上させた。
3は、83年9月に実施された最後のマイナーチェンジで追加されたターボモデルに関する記述。165馬力という数字は格段に目をひくものではなかったが、車両重量が1020kg(GTターボ)しかなかったため、鮮烈な加速を実現。「ロータリーロケット」の異名を取った。
4は、1985年10月に発売された2代目サバンナRX-7(FC3S型)に関する記述。全車13Bターボエンジンを搭載し、最高出力はネット表示で185馬力となった。ベーシックグレードGTのパワーウエイトレシオは6.54kg/ps。