スタッドレスタイヤの時季もももうすぐ終わり、サマータイヤに履き換える季節がやって来る。この春から、原材料費の高騰で各社のタイヤが値上がりする。タイヤを換えるならば早めのほうがいいかも。今回は「ミニバン専用エコタイヤ」5本を紹介しよう。
【ミニバン専用エコタイヤ】とは?
日本ではまだシェアが多い車種がミニバンだ。車高の高さや車両重量の重さなど、ミニバン特有のふらつきを抑え、タイヤの面からしっかりと支えて走ることを目的としている。専用タイヤながら価格もリーズナブルなのも特徴だ。
オススメのミニバン専用エコタイヤ その1
BRIDGESTONE ECOPIA NH100 RV
ブリヂストン エコピアNH100 RV
ラベリング:AA-b
ウエット/ライフ性能と低燃費性能を高次元で実現
この2月より発売になったブリヂストンの新商品、エコピアNH100シリーズのなかで、ミニバン専用となるのがエコピアNH100RVだ。2種類のポリマーを組み合わせた「エコ効きもちゴム」を採用、ウエット性能/ライフ性能と低燃費性能の両立を図っている。セダン・クーペ用「NH100」、軽・コンパクト用「NH100C」もある。全19サイズで、ラベリングはすべてAA-bとなる。
オススメのミニバン専用エコタイヤ その2
DUNLOP ENASAVE RV504
ダンロップ エナセーブRV504
ラベリング:AA-b、AA-c
偏摩耗・ふらつきを抑え、低燃費と長持ちを両立
トレッド部に採用した、スチレンを分散して配置することで不要な発熱を抑制する「新シリカ用変性ポリマー」の採用により、転がり抵抗を従来比13%低減。アウト側のブロック剛性を高めた新パターンで耐摩耗性を8%、耐偏摩耗性能を33%も向上、さらに操縦安定性能も従来比で8%向上している。全20サイズ中AA-bが19サイズ、AA-cが1サイズ。
オススメのミニバン専用エコタイヤ その3
TOYO TIRES TRANPATH ML
トーヨータイヤ トランパスML
ラベリング:AA-b
全サイズ「AA-b」を達成したミドルクラスミニバン専用タイヤ
ミドルミニバン専用タイヤがトランパスML。「分析/解析/素材設計/加工」の体系を統合して技術開発を行う「ナノバランステクノロジー」を駆使し、トレッドキャップにはウエット性能を確保しながら転がり抵抗を軽減する2種類のアクティブポリマーを、摩耗性能を維持するために耐摩耗ポリマーを採用。トレッドベースには転がり抵抗を軽減する超低燃費アクティブポリマーを採用する。
オススメのミニバン専用エコタイヤ その4
YOKOHAMA BluEarth RV-02
横浜ゴム ブルーアースRV-02
ラベリング:A-a
最高のウエット性能「a」を獲得。長持ちするミニバン専用タイヤ
ウエットグリップ最高グレードの「a」を獲得するミニバン専用タイヤ(全サイズ「A-a」)。コンパウンドには低燃費性能とウエットグリップ性能を高い次元で両立した専用「ナノブレンドゴム」を搭載。従来比でウエット制動距離を12%、ウエット操縦安定性を4%向上している。またふらつきや偏摩耗を抑制して安定感ある走りを発揮、2/3列目も快適な会話を楽しめる静粛性を実現する。
15〜20インチ 35〜65シリーズ。全27サイズ 価格:オープン。
オススメのミニバン専用エコタイヤ その5
GOODYEAR EAGLE RV-F
グッドイヤー イーグルRV-F
ラベリング:AA-b、A-b、AA-c、A-c
キビキビとした走りを生み出すロングライフの低燃費タイヤ
ミニバン専用として“ふらつき”“偏摩耗”の抑制、操縦安定性を求めたタイヤ。ゴム分子末端がシリカと結合して発熱をセーブするe-Hybridポリマーや薄型・低発熱のサイドウオールゴム、タイヤ剛性アップの「オプティマイズ・コンストラクション」により、低燃費性能を達成する。ラベリングは全37サイズ中、AA/bが9サイズ、A/bが23サイズ、AA/cが3サイズ、A/cが2サイズとなる。