スタッドレスタイヤの時季もももうすぐ終わり、サマータイヤに履き換える季節がやって来る。この春から、原材料費の高騰で各社のタイヤが値上がりする。タイヤを換えるならば早めのほうがいいかも。今回は「オールシーズンタイヤ」2本を紹介しよう。
【オールシーズンタイヤ】とは?
ドライ/ウエット路はもちろん、スノー路面でも走行できるタイヤが「オールシーズンタイヤ」だ。アイス路面には弱いので北海道や東北など降雪地域に住むユーザーにはオススメしないが、年に数回しか雪が降らない東京や大阪など非降雪地域のユーザーには選択肢に入れるのもいいだろう。その名のとおり四季を問わずに履いていられるので、タイヤの保管場所に困らないのもメリット。ただし、一般的なエコタイヤに比べると転がり抵抗は高いし、コンフォートタイヤに比べると静粛性も低くなる。
今回は2商品を紹介するが、日本で購入できるオールシーズンタイヤはこの2本しかない。
オススメのオールシーズンタイヤ その1
GOODYEAR Vector 4 Seasons Hybrid
グッドイヤー ベクター4シーズンズ
ドライ・ウエットだけでなく冬用タイヤで雪道も走行できる
夏のドライ・ウエット路面から冬の雪道まで走行できる全天候型タイヤ。サイドウオールにはM+S表記に加え、欧州で冬用として認められた証の「スノーフレークマーク」表記も。また日本においても冬用であることを示す「SNOW」マークも入る。3Dワッフルブレードがブロックを支え合い剛性を確保、気温変化に強いゴムで低温下でもしっかりグリップする。
オススメのオールシーズンタイヤ その2
FALKEN EUROWINTER HS449
ファルケン ユーロウインター HS449
ドライ・ウエットの操安性を確保。四季を通じたセーフティドライブ
ベクター4シーズンズと同じく、サイドウオールにはM+S表記に加え欧州で冬用タイヤとして認証された「スノーフレークマーク」が刻印される。高密度シリカと新ポリマーを配合したコンパウンドの採用で、低温時の発熱とゴムの剛性向上でウエット性能と操縦安定性を両立。また「キャニオンサイプ」によりブロックのヨレを防ぎ接地面を増大する。
14〜18インチ 45〜70シリーズ。全21サイズ 価格:オープン。