ポルシェを代表する4ドアスポーツサルーンの最高峰に君臨するのが“パナメーラ”。初代911の開発当初から描いていた「大人4人がゆったりと過ごせる4ドアサルーン」という夢を実現し、2009年に登場した。そのパナメーラに新たな派生モデル“パナメーラ スポーツツーリスモ”が加わった。4ドアポルシェについては、Motor Magazine6月号(5月1日発売)で詳しく紹介している。
パナメーラ史上初の5シーターモデルがスポーツツーリスモ
09年の登場以来、パナメーラは4シーター専用モデルとして発売され、16年に発表された2代目パナメーラもその流れを継承してきた。しかし、17年のジュネーブ国際モーターショーで初披露されたシューティングブレーク“パナメーラ スポーツツーリスモ”によって、パナメーラ史上初となる5シーターが登場した。
大幅に拡大されたラゲッジルーム
パナメーラのフロントフェイスの流れはそのままに、水平に近いルーフラインをより後方まで延長するなど、リアまわりのデザインを大幅に変更している。これにより、ラゲッジルーム容量はパナメーラの495L / 1304Lから520L / 1390Lと大幅に拡大されている。
またリアゲート形状も変更されている。パナメーラのテールゲートはナンバープレートの上部から開閉するのに対し、スポーツツーリスモはナンバープレートの下から開閉する。これにより、ラゲッジスペースの使い勝手がさらに向上している。家族と過ごす週末を大切にする人には、スポーツツーリスモが最適な選択かもしれない。
パナメーラ スポーツツーリスモのモデル構成は4タイプ
パナメーラ4 スポーツツーリスモ 12,973,000円
パナメーラ4S スポーツツーリスモ 17,043,000円
パナメーラ4 Eハイブリッド スポーツツーリスモ 15,213,000円
パナメーラ ターボ スポーツツーリスモ 24,533,000円