Motor Magazine誌ではLongterm Reportと題して、テスト車をある程度の期間にわたって実際に乗って使用してみたレポートを紹介しています。今回は、その中から2014年10月から2016年11月までの2年間あまりで3万6000kmほど走行したフォルクスワーゲン ハイアップ!をねちっこくまとめた記事のレポートを、順を追ってこちらでご紹介させていただきます。[出典:Motor Magazine 2016年10
月号]

第23回 23カ月目 3万5545km
今月の走行距離:1556km
燃費:1556km÷96.6L=16.1km/L
2016年7月24日〜2016年8月22日

気になるアップ!の進化バージョン。

画像: メルセデスベンツ新型Eクラスセダンの試乗会取材に出かけたMMアップ!号。この日は最高気温が37℃にまで達するほどの猛暑に見舞われた。強烈な日射しの下、トルネードレッドのボディカラーが鮮やかに映えるが、この艶やかさには、「ハイランダー[www.highlander.co.jp]」で実施してもらっているガラスコーティングの効果も大きいと感じる。ちなみにこのガラスコーティングには紫外線による退色を防ぐ効果も含まれているそうだ。

メルセデスベンツ新型Eクラスセダンの試乗会取材に出かけたMMアップ!号。この日は最高気温が37℃にまで達するほどの猛暑に見舞われた。強烈な日射しの下、トルネードレッドのボディカラーが鮮やかに映えるが、この艶やかさには、「ハイランダー[www.highlander.co.jp]」で実施してもらっているガラスコーティングの効果も大きいと感じる。ちなみにこのガラスコーティングには紫外線による退色を防ぐ効果も含まれているそうだ。

先月号(Motor Magazine誌 2016年9月号)の第一特集企画「気になるドイツ車、その新しい価値。」でご紹介した中で、MMアップ!号の担当者としてとりわけ気になったのが、欧州での最新仕様モデルとなるアップ!の話題。1L 3気筒ターボエンジンがラインナップに追加されたことはもちろん大きなトピックだとは思ったが、個人的にはそれよりもフェイスリフトで変更されたエクステリア/インテリアの変化の方に、大きな興味を抱いた次第。実際に運転したり乗ったりする人間にとっては、車内のインテリアデザインこそがもっとも頻繁に目にして、そして接触している部分である。それだけに、メーターパネルやハンドル、ダッシュボード中央部といった操作系まわりのデザインがしっかりと変更されたことで印象が変わり、現代的で新鮮なイメージにアップデートされていると感じられたからだ。

メーターパネルをはじめとしてより精緻な印象の新デザイン。

画像: こちらが本国でフェイスリフトされた、最新仕様アップ!のインパネまわり。メーターまわりも含めた各部が、他のフォルクスワーゲンモデルと共通する世代のデザインへと進化した。ちなみにこのモデルは5速MT仕様車。

こちらが本国でフェイスリフトされた、最新仕様アップ!のインパネまわり。メーターまわりも含めた各部が、他のフォルクスワーゲンモデルと共通する世代のデザインへと進化した。ちなみにこのモデルは5速MT仕様車。

画像: そしてこちらが初期型モデルであるMMアップ!号のインパネまわり。運転席パワーウインドウスイッチ部などが現行型とは異なるものの、その他の部分の基本的デザインは共通である。センターコンソールに貼り付いているように見える黒くて薄いものは、ETCカードユニット。メーターパネルデザインの進化も注目したい点だ。

そしてこちらが初期型モデルであるMMアップ!号のインパネまわり。運転席パワーウインドウスイッチ部などが現行型とは異なるものの、その他の部分の基本的デザインは共通である。センターコンソールに貼り付いているように見える黒くて薄いものは、ETCカードユニット。メーターパネルデザインの進化も注目したい点だ。

すぐわかるのが、ダッシュボード中央に位置するエアコンやオーディオの操作パネルまわりが一新されたことだ。しかし、これまでのマニュアル操作式ダイヤルなどをただスイッチ式に変更したというわけではないようだ。MMアップ!号の室内画像と最新仕様アップ!の画像を見ていただこう。右ハンドル仕様と左ハンドル仕様という違いは置いておくとして、従来型では、操作パネルの上側にダッシュパッドの色(MMアップ!号ではレッド)が見えている。これに対して最新仕様のアップ!では、操作ユニットのブラックな上面が見えているので、ダッシュパッドのデザインも変更されているということがわかる。そして、ハンドルのデザインも変更されている。またメーターパネルにも要注目である。中央に大径のスピードメーターを配して、左にタコメーター、右に燃量計というレイアウトそのものは踏襲されているが、デザインが大きくアップデートされている。従来型はスピードメーター/タコメーター/燃量計が、近接しながらもそれぞれ独立した円型デザインの三眼式メーターであった。これに対して最新仕様では、スピードメーターの左右に合体されるデザインで大型化されたタコメーターと燃量計が配され、視認性が高められている。またインフォメーションディスプレイも、従来型の赤色液晶文字表示から、他モデルに準じた黒地に白文字で表示されるものに進化している。

新型はドアミラーデザインもグレードアップ。

画像: そしてこちらは、最新仕様アップ!のドアミラー。トルネードレッド色なので、MMアップ!号のものと勘違いしてしまいそうだが欧州仕様のドアミラーだ。サイドインジケーターが一体化されたデザインへアップデートされている。

そしてこちらは、最新仕様アップ!のドアミラー。トルネードレッド色なので、MMアップ!号のものと勘違いしてしまいそうだが欧州仕様のドアミラーだ。サイドインジケーターが一体化されたデザインへアップデートされている。

日本でこのフェイスリフトされた仕様のモデルがデビューするのは、まだもうしばらく先のことのようだが、その登場が今から楽しみである。などと言いながら、初期型モデルであるMMアップ!号への愛着に変わりはなく、クルマもこの真夏の暑さの中で変わらず快調をキープしてくれている。何よりである。

This article is a sponsored article by
''.