クルマに関するマニアックなクイズを、月〜金の毎朝7:30に出題する自動車マニアッククイズ、通称クルマニQ。初級/中級/上級/マニア級のうち、今回は「中級」の問題をどうぞ。
初代インプレッサWRXシリーズは、WRC(世界ラリー選手権)での勝利を目的に1992年に誕生。その後、スバルのモータースポーツを担当する「STI(スバルテクニカインターナショナル)」がチューニングした「STiバージョン」を投入して、その後も進化を重ねてきた。
では、初代インプレッサWRX STiが280馬力に到達したのはバージョンいくつのとき?
初代インプレッサWRXシリーズは、2Lターボエンジン「EJ20型」を搭載していましたが、以下のように出力アップを果たしてきました。
インプレッサWRX(& type RA):240馬力(1992年10月)
インプレッサWRX STi Version:250馬力(1994年1月)
インプレッサWRX(& type RA):260馬力(1994年10月)
インプレッサWRX type RA STi:275馬力(1994年11月)
インプレッサWRX STi Version II:275馬力(1995年8月)
インプレッサWRX STi VersionIII:280馬力(1996年9月)
それ以降は最高出力は280馬力のまま、最大トルクの向上などの進化が図られました。
エンジンは水平対向4気筒2Lターボ「EJ20」型で、1992年に240馬力でスタートしてから改良を重ねて、1996年のインプレッサWRX STi VersionIIIの時に、国内メーカー自主規制値となる280馬力に到達しました。低回転域でのトルクはいまひとつながらも、4000回転を超えるあたりからのドカンと突き抜けるパンチ力は圧巻でした。