現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではその中から超プレミアムなモデルをセレクトして紹介する。第5回目は「ベントレー コンチネンタルGT」だ。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
現代のベントレーの魅力はこのモデルに凝縮
第二次大戦前のル・マンなどのレースで大活躍したベントレーのスポーティイメージを今に引き継ぐクーペモデルだ。590psの6L W12DOHCツインターボを搭載するコンチネンタルGTを基本に、642psのコンチネンタルGTスピードという高性能モデルから、軽快な507psの4L V8DOHCツインターボまで幅広いモデルをラインナップする。
それぞれにクーペだけでなくコンバーチブルも揃えている。全モデルが4WDとなっているのも特徴だ。最近の話題は日本のマーケットだけに12台限定で「コンチネンタル GT V8 S ムーンクラウド EDITION」を発売したことだろう。これはベントレーのパーソナルコミッション部門である「マリナー」によって、特別に作られたモデルだ。
○注目ポイント:ラグジュアリーブランドの頂点にありながらも、スポーティなオーナーカーというのがベントレーの本来の姿である。それをストレートに体現しているのがコンチネンタルGTなのだ。
ベントレー コンチネンタルGT 主要諸元
全長:4806〜4820mm
搭載エンジン:4L V8DOHCツインターボ/6.0L W12DOHCツインターボ
駆動方式:4WD
トランスミッション:8速AT
車両価格:21,500,000円(GT V8)〜29,300,000円(GTスピード コンバーチブル)